長崎スタジアムシティ開業に向けた取り組み!長崎電気軌道とリージョナルクリエーション長崎がパートナーシップを締結
2024年10月14日に開業予定の長崎スタジアムシティ。サッカースタジアムを中心としたアリーナ・オフィス・商業施設・ホテルなどからなる大型複合施設は、多くの来場者を見込み、長崎の街に活気を与えることが期待されています。
しかし、それと同時に懸念されるのが、イベント開催時の交通渋滞や周辺の混雑です。この課題解決に向けて、長崎電気軌道株式会社と株式会社リージョナルクリエーション長崎は、公共交通機関利用促進を目的としたパートナーシップを締結しました。
電停ネーミングライツ取得や臨時便増設など、具体的な施策も明らかに
今回のパートナーシップでは、具体的な取り組みとして以下の3点が発表されています。
1.
電停ネーミングライツ取得: 宝町電停と銭座町電停のネーミングライツを取得し、それぞれ「スタジアムシティサウス」と「スタジアムシティノース」に改称。2024年10月1日から新しい名称で運用されます。
2.
臨時便増設: 「スタジアムシティサウス」電停と「スタジアムシティノース」電停間に渡り線を新設し、混雑状況に応じて臨時便を増設。長崎駅前電停との折り返し運行も可能となります。
3.
ワクワク電車企画: 路面電車の全線乗り放題企画の検討や、試合開催日に選手によるアナウンスや運転士のユニフォーム着用など、イベント性の高い企画も計画されています。
これらの取り組みを通じて、長崎スタジアムシティへのアクセス向上を図り、イベント時の交通渋滞緩和や、地域住民の利便性向上を目指します。
長崎電気軌道とリージョナルクリエーション長崎の代表コメント
長崎電気軌道 代表取締役社長 中島 典明氏
「長崎スタジアムシティが開業するにあたり、地域公共交通機関としての役割を果たすため、リージョナルクリエーション長崎様とパートナーシップ契約を締結しました。本取り組みを通じて、多くのお客様に路面電車をご利用いただき、安心してスタジアムシティに足を運んでいただけるよう、未来を担う子供たちが楽しめるような企画も継続的に実施してまいります。」
リージョナルクリエーション長崎 代表取締役社長 岩下 英樹氏
「長崎スタジアムシティの開業により、長崎の街に活気が溢れる一方で、周辺の渋滞や駐車場問題が懸念されます。これらの課題解決に向け、公共交通機関利用の促進が重要だと考えています。今回のパートナーシップを通じて、交通問題の解消と持続可能な街づくりを目指し、地元住民の方々や長崎を訪れる方々にとって快適で魅力的な街へと発展させていきたいと考えています。」
長崎スタジアムシティ:新たな街のシンボルとして
長崎スタジアムシティは、長崎の街に新たな活力を与え、地域経済の活性化にも貢献することが期待されています。公共交通機関の利便性向上は、スタジアムシティの成功に不可欠です。今回のパートナーシップを通じて、長崎電気軌道とリージョナルクリエーション長崎は、共に街の未来を創造していく決意を示しました。