九州イノアックと福岡・うきは市が災害時協定を締結

九州イノアックと福岡県うきは市の協定締結

日本は災害大国として知られ、地域での連携や備えが一層求められています。そんな中、株式会社九州イノアック（代表取締役・飯田康雄）が、福岡県うきは市（権藤英樹市長）と「災害時における物資の供給に関する協定」を締結しました。この協定は、地域の防災力向上と被災時の迅速な支援を目的としています。

協定の背景

うきは市は筑後川の南部に位置しており、特に水害が発生しやすい地域です。このため、同市は災害時に備え、地域内での物資供給や避難所支援を強化するために九州イノアックとの協定を締結することを決定しました。この協定により、災害時には九州イノアックが保有する「ウレタンマットレス」やその他のウレタン素材が避難所や復旧拠点に提供され、避難生活の質向上に寄与します。

協定締結式の様子

令和7年3月27日、うきは市役所にてこの協定締結式が行われました。協定書には市長の権藤氏と九州イノアックの飯田氏が署名し、正式な合意が結ばれました。この場には双方の関係者が集まり、協定の重要性を再認識し、地域防災に向けた意義深い一歩を踏み出しました。

物資提供の内容

協定には以下の物資が含まれています：
1. ウレタンマットレス
2. その他うきは市が指定する物資

災害時にはこれらの物資が迅速に提供され、避難所での生活や復旧活動がよりスムーズかつ快適になることが期待されています。

イノアックグループの役割

株式会社イノアックコーポレーションは日本で初めてウレタンフォームの生産を始めた高分子素材の将来を担う企業であり、全国で多様な製品を展開しています。九州イノアックは「MADE IN KYUSHU」をスローガンに掲げ、地域 No.1の企業を目指しています。日常的に開発・製造しているマットレスや断熱シートは、災害時にも欠かせない備品として活用されます。

近年、全国各地で災害が頻発している中、いつ、どこでどのような災害が起こるかは予測が困難です。イノアックグループは、防災活動を通じて地域の防災力向上に寄与するため、今後も行政と協力し、万全の体制で災害に備える努力を続けていきます。

今後の展望

この新たな協定を通じて、九州イノアックはうきは市だけでなく、他の地域でも同様の協定を結び、広域的な防災連携を強化していく方針があります。地域の皆さんが安心して生活できるよう、企業として積極的に地域貢献を果たしていくことが求められています。

九州イノアックは今後も、地域のニーズに応える柔軟な対応を心がけ、災害に強い街づくりに貢献していく所存です。これからの展開や取り組みにも注目が集まります。

詳しくは九州イノアックの公式サイトをご覧ください。

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