AI Future Talks第8回:身体性メディアの最前線を探る対談
デフィデ株式会社が主催するAIインタビューマガジン「AI Future Talks」が、最新の第8回を公開しました。このシリーズでは、日本を代表するAI研究者へのインタビューを通じて、未来のAI技術やその社会実装の可能性を探求しています。今回の対談相手は、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の教授である南澤孝太氏です。
南澤教授は、身体性メディアと触覚テクノロジーの第一人者として知られ、国家プロジェクトのプロジェクトマネージャーも務めています。これまで20年以上にわたり、人間の感覚をデジタル技術で記録・共有し、拡張する研究に取り組んできた実績があります。特に2030年に向けた“身体のDX”の推進が期待されています。
今回の対談テーマ
「共創と越境により新たな時代をデザインする」
このテーマのもと、南澤氏は国境を越えた共創の重要性や、技術が未来の社会で果たす役割について、多角的に語ります。具体的には、触覚を通じたコミュニケーション技術やエンターテインメント、教育、医療といった領域での応用可能性についても触れています。
身体のDXの実現
デジタル化が進むなか、目と耳の感覚はすでにオンラインで共有されていますが、南澤氏はそれだけでは不十分だと考えています。触覚や動きといった身体的な感覚をもデジタルネットワーク上で共有し、拡張できる事が重要です。彼の推進する「フィールテック」プロジェクトでは、遠隔地であっても触覚を通じた技術の活用が進められています。
国家プロジェクト「Project Cybernetic being」
南澤氏がプロジェクトマネージャーを務めるこの事業は、2050年の社会を見据えた構想を持っています。サイバネティック・アバター技術を用いれば、年齢や身体能力、性別を超えて活動できる社会の実現が見込まれています。
共創と越境の哲学
「今まで不可能だったことを可能にする」のが研究者の責任であると南澤氏は語ります。彼は、技術を用いて現実の社会問題を解決することに注力しており、特に医療や福祉分野での実装を行っています。このアプローチは、AI技術の適用が他の分野へも広がる可能性を示しています。
読者層へのインサイト
今回の対談は経営者、AI/DX推進責任者、AI研究者といった多様な読者層に向けての示唆が多く含まれています。
- - 経営者には、触覚を活用した新たなビジネスチャンスを探る契機となるでしょう。
- - AI/DX推進責任者には、南澤氏の設計論や越境型組織づくりが自社の戦略にどう組み込めるかという視点が提供されます。
- - AI研究者や学生には、触覚データ化のアプローチや重要なキャリアパスについての具体的な学びが得られる内容になっています。
最後に
AI Future Talksは、これからも注目すべきインタビューマガジンとして、未来のAI技術をリードする研究者との対談を通じて、多くの可能性を提示していきます。次回も、新たな興味深いテーマでの対談が期待されますので、ぜひご注目ください。 詳細は
こちらでご覧いただけます。