次世代デジタルスポーツ体験授業が行われました
2025年8月1日、福岡県立八幡高等学校は「理数科筑波研究学園都市研修旅行」の一環として、千葉県流山市の流山生涯学習センターで次世代デジタルスポーツ《Cyber KASSEN(サイバーカッセン)》の体験授業を実施しました。これは一般社団法人全日本サッセン協会が主催するイベントで、約80名の生徒たちが参加しました。
次世代デジタルスポーツとは?
《Cyber KASSEN》は、最新のセンサー技術を用いた集団戦型のデジタルスポーツです。安全性が高く、年齢や運動経験を問わず楽しむことができるため、教育現場やイベント、企業研修など、さまざまなシーンでの活用が期待されています。参加者は、ICT機器を駆使した戦術的なチームバトルに挑むことで、戦略的思考と協働力を養います。
昨年度には1対1のデジタルチャンバラ《SASSEN》が行われましたが、今年はより高い戦術性と協力性を求められる集団戦型の授業が採用されました。生徒たちは、6つのチーム(各チーム最大14名)に分かれてサバイバル戦を繰り広げ、与えられた状況に対する判断力や協働学習の重要性を学びました。
プログラムの詳細
授業は、各チームの代表同士の対決戦や、教師のみで行うサバイバル戦を含む多彩な形式で進められました。リーダー防衛戦や全滅戦といったルールも搭載されており、ゲームは大変盛り上がりを見せました。
参加した生徒たちは、新しいゲーム体験を楽しみながら、初めての競技への挑戦にも意欲的でした。授業後には「作戦を考えるのが楽しかった」「全員で盛り上がれた」との声が多く寄せられました。
教育現場への活用可能性
《Cyber KASSEN》は、ICT活用と身体活動の融合により、リアルタイムで打撃判定やスコア管理を行います。これにより、体育、情報教育、探求学習を一体化することができ、教育現場における新たな可能性を提示します。また、年齢や運動経験を問わず参加できるため、様々な背景を持つ生徒たちにインクルーシブな授業や行事を提供することが可能です。
未来の教育に向けて
次世代の教育はより多様なアプローチが求められています。《Cyber KASSEN》のような新しいデジタルスポーツは、戦略的思考やチームワークを育てるうえで非常に有効です。今後、福岡県立八幡高等学校が提供するこのプログラムは、他校でも広がる可能性があるでしょう。新しい教育機会を得た生徒たちが、これからどのように成長していくのかが楽しみです。
お問い合わせ先
本件に関する詳細は、一般社団法人全日本サッセン協会にお問い合わせください。