オリジナル雑煮の魅力を再発見する「第4回Z–1グランプリ」始まる!
2025年12月1日から、公益社団法人 全国調理師養成施設協会が主催する「第4回Z–1グランプリ」が開催されます。全国の小中高生を対象にしたこのコンテストでは、オリジナルの雑煮レシピを募集します。応募期間は2025年12月1日から2026年1月16日まで、全国の調理師学校で受け付けます。
「Z–1グランプリ」とは?
「Z–1グランプリ」は雑煮の食文化を継承することを目的としたコンペティションです。「Z」は雑煮と全国調理師養成施設協会の頭文字から取られています。このコンテストでは、地元の食材の使用やSDGsへの配慮が求められています。若い世代に雑煮を親しんでもらい、地域産業への理解を深めることが大きな目的です。
食文化の継承背景
年中行事と食事は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている「和食」の重要な要素です。特に元日を祝う行事では、雑煮が中心的な役割を果たしています。しかし、現代のライフスタイルの変化により、家族が揃って雑煮を食べる機会が減少しています。そうした背景から、調理師の育成と食文化の継承が求められています。
過去の大会と実績
これまでに行われてきた本コンテストは、素晴らしい成果を上げてきました。過去には、商品化された雑煮レシピもあり、特産品の販促に寄与したものもあります。また、地域のホテルの協力を得て、飲食店での実際の販売も行われるなど、地域活性化にもつながっています。前回のグランプリ受賞作「柚香るふっくら餅雑煮」は、その一例です。
第4回「Z–1グランプリ」の概要
この大会では、参加者からのオリジナル雑煮レシピを集めます。応募は個人またはグループで、1人または1グループにつき1点のみ可能です。テーマは「いつでも食べたい、地元食材で私のオリジナル雑煮!」です。
- - 募集期間: 2025年12月1日〜2026年1月16日
- - 審査の流れ: 一次審査・二次審査を経て、最終的には実食審査で優れたレシピを決定します。
- - 各種賞: 二次審査を通過した作品には副賞が、グランプリ作品や準グランプリ作品には賞状が授与されます。
応募の詳細
応募にあたっては、いくつかの条件があります。オリジナルであること、地元食材を使うこと、材料費が500円以内であること等が求められます。また、レシピは4人分で記載していただきます。応募方法は調理師学校への持参、郵送、またはメールで受け付けます。
公益社団法人 全国調理師養成施設協会の紹介
当協会は1973年に設立され、全国204の調理師養成校を会員とし、質の高い調理師の養成に力を入れています。様々な食育活動を通じて日本の食文化を支えていく取り組みを続けています。
2025年の冬、ぜひあなたもオリジナル雑煮作りに挑戦し、食文化の継承に参加してみませんか?