北陸の学生と企業をつなぐ就活イベントの成功報告

北陸の魅力を伝える就活イベント『北陸優良企業フェスタ』

2024年12月21日と22日、金沢歌劇座にて学生と企業の新しい出会いを創出するイベント『北陸優良企業フェスタ』が開催されました。このイベントは、石川県を中心に、富山県や福井県の優秀な企業47社と、金沢大学をはじめとする約100名の学生たちが参加しました。地域の企業の魅力を直接体験し、学生が地元での就職に対する意識を高めることを目的としています。

参加企業と学生

参加企業には、DMM.comやシーピーユー、BBS金明、菱機工業、不二越など、北陸地域で活躍する多様な業種が揃いました。一方で、参加した学生たちは、地域の企業に対する理解を更に深める機会を得ました。

イベントの特徴

この就活イベントの最大の魅力のひとつが、効率的な企業理解を促進する「3分間プレゼン」です。短時間で企業の業務内容や特色を学ぶことができるため、学生は特に興味を持った企業へと足を運ぶことができます。各企業ブースでは、プレゼンの後、学生がその場でインターンシップに応募することもできるよう工夫されています。このように、即時応募が可能であれば、後からの応募忘れのリスクを軽減でき、企業側にとってもやる気のある学生を見つけるチャンスが増えるのです。

カジュアルな交流

また、学生と企業関係者が私服で参加するスタイルは、カジュアルな雰囲気を生み出します。堅苦しくない環境の中で、より自然なコミュニケーションが生まれ、お互いの「素」を感じ取ることができるのも大きなポイント。これにより、企業と学生のミスマッチが減少することが期待されています。

学生の声

参加した学生たちからは、「地元の企業についての認識が深まった」という意見が多く寄せられました。特に、3分間プレゼンテーションの効率の良さが評価され、「短時間で多くの企業の魅力を知ることができた」との声が上がりました。本イベントを通じて、学生たちは北陸地域の企業の良さを身近に感じ、地元就職の意欲を高めることにつながったようです。

主催者の思い

株式会社近代の代表取締役・野村隆太氏は、本イベントの成功を受けて「地域社会の課題解決を目指し、今後も北陸の学生と企業をつなぐ架け橋として活動を続ける」と述べました。イベントを通じて多くの学生が自分の将来に対して前向きな一歩を踏み出し、地域経済に貢献できる企業との出会いを果たすことができれば、主催者としても大変嬉しいとのことです。