国連難民高等弁務官事務所の「MADE51」が登場
株式会社三栄コーポレーションは、新たにUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のブランド「MADE51」の取り扱いを開始することを発表しました。「MADE51」は、世界中の難民が手がけた製品を国際市場に届けるためのグローバル・イニシアチブであり、難民が持つ貴重な技能と伝統が反映された手作りの商品の数々を特徴としています。
MADE51とは?
「MADE51」という名前は、Market Access, Design and Empowerment for Refugee Artisansの頭文字から成り立っており、数字の51は「1951年に制定された難民の地位に関する条約」を意味します。このプロジェクトは特に女性難民を支援し、彼女たちが故郷で習得したスキルを活かして自立した生活を送ることを目的としています。現在、23か国の難民職人がこの取り組みに参加しており、彼らの労働は収入獲得の機会と未来への希望を生み出すものとなっています。
ポップアップイベント開催
特別なポップアップイベントが、国連が定めた「世界難民の日」に合わせて開催されます。2025年6月19日から7月16日の期間、東京都港区の六本木 蔦屋書店にて「MADE51」の製品を展示・販売します。会場では、ビーズ細工や刺しゅうで装飾されたバッグやポーチ、アクセサリーなど多彩な商品が並びます。営業時間は朝9時から夜11時まで、ぜひこの機会に訪れてみてください。
サステナビリティをテーマにした取り組み
三栄コーポレーションは、「健康と環境」をテーマに掲げ、サステナブルな社会や環境づくりに貢献することを目指しています。今回の「MADE51」の取り扱いを通じて、難民の経済的自立と人権尊厳の向上を図り、地域社会への配慮を忘れずに取り組んでいきます。このブランドは、難民問題に対する持続可能な解決策として、UNHCRの活動を具現化しています。
企業としての役割
株式会社三栄コーポレーションは、1946年に創業以来、家庭用品や服飾雑貨、理美容家電製品など多岐にわたる商品を取り扱ってきました。生産国は主にアジアを中心としており、自社ブランドやOEM事業も展開しています。今回の「MADE51」を通じて、商品に込められたストーリーを多くの人に伝えていくことに尽力します。
国連難民高等弁務官事務所の「MADE51」は、ただの製品ではありません。それは、難民と人々との新たなつながりを生む架け橋であり、難民が持つ才覚を世界に発信するための重要なステップなのです。この取り組みを通じて、私たち一人ひとりができる支援を考えるきっかけとなれば幸いです。