アビリンピック初日
2018-11-03 17:30:01

第38回全国障害者技能競技大会の初日を振り返る!多彩な技能が光った競技の様子

第38回全国障害者技能競技大会の初日



11月3日、全国各地から選手が集まり、待望の第38回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)がスタートしました。競技の初日では、緻密な技術が求められる多様な課題が展開され、選手たちは持ち前の技術力を存分に発揮しました。

電子機器組立



競技の一つ目は、電子機器組立です。ここでは、選手たちが金属や電子部品を丁寧にはんだ付けし、完成品を作り上げる技術を競います。ハイテク技術に対する理解と技術力が試されるこの種目において、選手たちは集中力を保ちながら、緻密な作業を行いました。

喫茶サービス



次に行われたのは、喫茶サービスです。選手たちは模擬の喫茶店でお客様役の審査員に対して、心のこもったサービスを提供しました。接客の流れの正確性やスムーズさ、さらにはお客様の満足度がポイントとなるこの競技も、選手たちは丁寧に取り組み、高い評価を受けました。44人の選手が参加する中、それぞれの個性を活かしたサービスが展開されました。

ネイル施術



次なる競技は、ネイル施術でした。選手たちは「ベーシックマニュキュア」と「ネイルチップアート」という二つの課題を通して、自らの技術を競い合いました。健康で美しい爪を保つための技術や、アートの美しさが評価されるこの競技では、選手たちの繊細な手元や感性が光りました。

ベッドメイキング(ホテル)



そして、ホテル業務の一環としてベッドメイキング競技が行われました。選手たちは、チェックアウト後の客室を、新しいお客様が宿泊できる状態に整えます。細やかな手作業が求められるこの競技では、各選手がそれぞれの「おもてなし」を披露し、創意工夫あふれる仕上がりとなりました。

大会の今後の予定



大会はまだ続き、11月4日には「ビルクリーニング」や「DTP」など、多彩な全11種目が予定されています。また、同時開催されている「障害者ワークフェア2018」では、114の企業や団体が障害者の雇用に関する取り組みを紹介し、就労支援機器の展示や実演を行います。このイベントにより、地域社会では障害のある方の雇用促進と理解の深化が図られています。

昨年から続くこの大会は、参加する選手たちの成長や競技を通じた絆の構築を促し、障害者の可能性を広げる重要な場となっています。今後の競技にも引き続き注目していきたいと思います。

詳細情報は公式ウェブサイトで確認できます。

会社情報

会社名
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
住所
千葉県千葉市美浜区若葉3丁目1番2号 高度訓練センター内
電話番号

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