大京穴吹建設が「BaseMe」を導入し新卒採用強化へ
大京穴吹建設(オリックスグループ)は、日本の建設業界において新たな一歩を踏み出しました。この度、建設会社として初めて次世代キャリア支援プラットフォーム「BaseMe」を導入することになったのです。この決定は、持続可能な社会の実現や、社員の成長を促進するための戦略的な施策の一環として位置付けられています。
「BaseMe」とは何か?
「BaseMe」は、利用者が自身の価値観を基に企業を見つけることができるプラットフォームです。2024年2月にリリースされて以来、15,000人以上が登録し、150社以上の企業とのマッチングを行っています。このシステムは、学生が自分に合った企業と出会うための手助けをし、企業との相互理解を深めるための重要なツールとなっているのです。
大京穴吹建設の背景
大京穴吹建設は、長寿命化や耐震補強等を通じて、サステナブルな社会に貢献することを目指しています。大規模修繕工事による実績の高さを誇り、6年連続で売上ランキングNo.1を達成した同社は、業界内での地位を確立しています。今回の「BaseMe」導入には、企業としての良コンセプトを持つ人材との出会いを促進したいとの意図があります。
採用活動に対するコメント
大京穴吹建設の人事総務部では、サステナビリティを意識した事業活動の中心に、社員の成長があると説明します。「我々の社員が最も重要な資産であり、彼らのキャリアが会社の成長に直結する」と述べ、BaseMeを通じて新たな才能を見出すことに期待を寄せています。
アレスグッドの CEO 勝見仁泰氏の見解
「BaseMe」を運営するアレスグッドの代表、勝見仁泰氏は、大京穴吹建設が持続的な社会に大きな影響を与える企業であると賞賛しています。また、VR技術を活用した新しいサービスを導入するなど、挑戦的な姿勢も評価されており、今後の両社が協力してアプローチを広げていくことにも期待が寄せられています。
対象となる人材
大京穴吹建設は、即戦力を求めているとし、新卒採用を強化するタイミングであると明言しています。「BaseMe」を介することにより、企業の目指すビジョンに共感する若者たちが集まり、成長し合う環境を整えようとしているのです。
人材の育成にも注力し、資格取得支援を行うことで社員一人ひとりがプロフェッショナルとして活躍できる場を提供しています。
最後に
今回の「BaseMe」の導入は、建設業界に新しい風を吹き込む試みです。学生の価値観を重視し、未来を見据えた活躍を目指す大京穴吹建設とアレスグッドが提供するシステムが、どのように新たな可能性を生み出すのか、注目が集まります。
この取り組みが、サステナブルな社会を目指す中でどのような成果をもたらすのか、今後の動向が楽しみです。