調剤ロボットで薬局DX
2022-04-22 19:05:54
調剤ロボットの革命!メディカルユアーズがGPI社と独占販売契約を締結し、薬局DXを加速
兵庫県神戸市に本社を置く株式会社メディカルユアーズは、イタリアのヘルスケア企業GPI SpAとの間で、日本国内における調剤ロボットの独占販売契約を締結したことを発表しました。
GPI社は、イタリア・トレントに拠点を置く企業で、処方箋データシステムと連携した、超高速で信頼性の高いスマート調剤ロボットシステムを開発・製造しています。メディカルユアーズは今回、GPI社製薬剤自動入庫払出装置「Riedl Phasys」の日本での独占販売権を取得し、販売、導入支援、保守サービスを開始します。
「Riedl Phasys」は、Wi-Fi技術を採用したロボットアームを搭載し、医薬品個包装を正確かつ高速に搬送する画期的なシステムです。世界中の多くの薬局や病院で導入されており、調剤の効率化に貢献しています。導入は簡単で、店舗の改装や追加工事は不要です。
メディカルユアーズは、「Riedl Phasys」に自社開発の処方箋データ連携ソフトウェアを組み合わせることで、日本の計数調剤に対応したスマート調剤ワークフローを実現します。これにより、薬局における待ち時間の削減や調剤ミスの撲滅が期待されます。
メディカルユアーズは、2019年に日本初のロボット薬局を開発しており、ロボティクスとICTを活用した医療の質向上に取り組んでいます。今回のGPI社との提携によって、より高性能なロボットシステムを低価格で提供することが可能になり、日本の医療の質向上に大きく貢献するとしています。
GPI社の国際事業部長・ファビオロッシ氏は、「日本という先進的な市場に参入するにあたってメディカルユアーズと協業できることを嬉しく思います。このパートナーシップは、GPI製品の技術的拡張性、柔軟性を日本のお客様にお届けするための重要な基盤となると確信しています。」とコメントしています。
メディカルユアーズの代表取締役・渡部正之氏は、「弊社は2019年にロボティクスとICTを活用した日本初のロボット薬局の開発に成功し、待ち時間の解消と医療事故の撲滅に大きな成果をあげました。今回は、さらに高速で、安定性の高いロボットを採用し、自社で開発した処方箋データ連携ソフトウェアを用いることで、より高性能なロボットシステムをより低価格でご提供できるようになりました。本システムを少しでも多くの施設でご利用いただき、薬局DXによって日本の医療の質を高められるよう、今後もさらなる研究開発に注力してまいります。」と述べています。
会社情報
- 会社名
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株式会社メディカルユアーズ
- 住所
- 兵庫県神戸市灘区備後町4-1-1ウェルブ六甲道3番街1番館301-8
- 電話番号
-
078-821-6665