リブ・コンサルティング、全社でNotionとAIを導入
東京都に本社を構えるリブ・コンサルティング株式会社が、NotionおよびNotion AIを全社導入したと発表しました。この取り組みの目的は、AIを活用して成果に直結する業務効率化を推進することです。現在、同社では300名以上の社員が利用し、コンサルティング業務のプロジェクト管理やナレッジ管理を一元管理し、AIと人が共存する「AIネイティブな組織」への移行を目指しています。
全社導入の背景
リブ・コンサルティングでは、プロジェクトや顧客情報が多数の異なるツールに分散しており、必要な情報にアクセスするのに時間がかかるという問題に直面していました。このため、ベテランと若手の間で情報の格差が生じ、商談の準備や提案内容の質が変動するという現象が発生していました。また、AIツールが複数の場所に分散しているため、運用ルールの整備や教育コストも負担となっていました。これに対処するため、リブ・コンサルティングは「成果に直結するAI活用」を掲げ、Notionを導入することを決めました。
Notion採用の理由
Notionを選んだ一番の理由は、業務のアウトプットや会議情報が自然に蓄積され、AIが参照しやすい状態になるという特長です。これにより、非エンジニアでも自分のニーズに合わせたカスタムエージェントを簡単に作成できるため、現場主導でのAI活用がさらに進むと期待されています。この一元化により、プロジェクト管理やナレッジ管理など、多様な用途を一つのプラットフォームで統合することが可能になります。
導入に際しての取り組み
全社導入に向けて、リブ・コンサルティングは既存の情報セキュリティガイドラインをもとに、生成AIガバナンスを新たに構築しました。高い機密性を保ちながら、アクセス制御を徹底し、安全に情報を管理しています。2026年には全社向けに正式展開が開始され、営業部門を中心に段階的な導入が進められています。
アクティブな業務プロセス
業務では、Notionを用いてプロジェクト管理や問い合わせ管理、SFA・CRM、さらには社内Wikiまでを統合しています。また、Notion AIやカスタムエージェントを活用することで、業務効率が大幅に向上しています。特に商談準備の自動化や会議メモの整理、外部情報の収集、自社独自のナレッジの昇格などが効率化されています。
効果と今後の展望
この取り組みにより、同社の全社売上生産性は15.3%向上。コンサルタントのAI利用率は全社員の98%を超えています。今後もエバンジェリストを配置し、AIの活用を促進するための構造を強化し、一人当たりの売上生産性のさらなる向上に努めていく方針です。
おわりに
リブ・コンサルティングの代表、関 厳氏は「私たちはAIを組織の力として定着させたい」と語ります。このAIとの共創文化は、同社の今後の成長を支える大きな要素となるでしょう。リブ・コンサルティングの挑戦は、多くの企業にとっても参考となるでしょう。