日テレHR総合研究所、AI推進に向けた新たな一歩
株式会社日テレHR総合研究所は、2025年9月17日より、AI分野の専門家である田中義弘氏をChief AI Officer(CAIO)として迎えることを発表しました。この人事は、AIを活用した事業拡大と運営の強化を図るための重要なステップとなります。
AIを駆使した事業展開
日テレHR総研はこれまで、日本テレビのコンテンツ制作力や人材事業におけるHRの知見を活かして、企業の採用や教育、その他の人事領域において多様なHR事業を展開してきました。新たに田中氏を招聘することで、AI研究開発と経営戦略を結びつけ、業務効率化や新規サービスの開発を進める考えです。この取り組みにより、「AIドリブンHRソリューション」の実現を目指し、業界の新しい可能性を追求していきます。
田中義弘氏の経歴
田中氏の経歴は印象的です。大学卒業後、デザイン事務所での経験を経て2010年にアイデアクラウドを創業し、WEBサイト制作やXR領域を中心とした事業を展開しました。2018年にはVTuber中心のXRエンターテインメント事業を手掛けるなど、新たなエンターテインメントを生み出しています。2021年にはEXITを果たし、株式会社タジクを設立し、生成AIを活用した新規事業にも関与、AIアニメプロジェクトなど多方面にわたる活動を展開しています。
これからの展望
今後、日テレHR総研は企業のAIリテラシー向上を目指してe-Learningプログラムを提供し、AI内製化を推進する企業へのAX(AI Transformation)支援サービスも展開予定です。目指すは日本企業の生産性向上とHR分野の革新です。
中村博行社長のコメント
日テレHR総研の中村博行社長は、「田中義弘氏をCAIOとして迎えられることを大変嬉しく思います。これまで培ってきた知見を活かし、AIを最大限に活用した新しいソリューションを提供することで、HR領域だけでなく日本企業の未来を支援していく所存です」とコメントしています。
会社概要
日テレHR総合研究所は、東京都港区に本社を置く企業で、2025年5月1日に設立され、同年8月より事業を開始しました。主な事業内容は、動画研修、採用支援、人事コンサルティング、AI活用支援など多岐にわたります。
この新しい体制を通じて、日テレHR総合研究所は、今後も日本企業の生産性向上とHR分野の革新に貢献することを目指しています。