高槻市の高校生、松本麗来さんが奨励賞を受賞
令和6年12月11日、水曜日。高槻市を代表する若き才能、松本麗来さんが市役所を訪れ、感動的な瞬間を迎えました。松本さんは、今年1月13日に東京都で開催された「第25回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA」において、高校生以下の「コンツェルトAB」部門で奨励賞を獲得したことを、濱田剛史市長に報告しました。その表情には緊張と喜びが交錯していました。
松本さんがピアノの道に踏み出したのは、4歳の頃です。小学校に入学した平成26年には、ピティナ・ピアノコンペティションで全国大会に出場し、以降も着実にステップアップを重ねてきました。特に、令和4年にはショパン国際ピアノコンクールin ASIAの予選で銀賞を受賞し、その才能が認められました。その後、母の指導のもと、惜しみない努力を重ね、感動の舞台へと導かれたのです。
「第25回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA」という国際的な舞台での挑戦が決まった際、松本さんは新たな課題に直面しました。今回の大会では、自身の演奏に加え、弦楽四重奏による伴奏が予定されていたからです。これにより、弦楽器の演奏者との拍の取り方や音の強弱の付け方を学び取り、自身の演奏スタイルにもフィードバックを行っていきました。
特に、松本さんはこの期間中、母と共に練習を重ね、最も集中した日には10時間もの間、練習に没頭したこともあったそうです。このような努力が実を結び、東京都での大会では見事に奨励賞を受賞しました。
市役所訪問の際、松本さんは「これからも賞を取れるように練習に励んでいきます」と力強く語り、目の前には輝かしい未来が広がっていることを感じさせました。それに対して濱田市長は「松本さんの並々ならぬ努力がこの成果につながったのはもちろんですが、お母様や周りの方々の支えも大きい」と彼女のこれからの活躍に期待を寄せました。
松本麗来さんの、更なる成長と成功を見守り続けたいと思います。彼女の目標に向かって突き進む姿勢は、多くの若者たちに勇気を与えることでしょう。高槻市の灯を、これからも輝かせ続けてください。