キャピタルメディカ・ベンチャーズが新たな一歩を踏み出す
株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(CMV)は、遠隔リハビリテーションプラットフォーム『Regain』を提供する米国のReturn to the Field, Inc.に対して出資することを発表しました。この出資はCMVの第一号の投資先となります。
遠隔リハビリテーション『Regain』の特徴
『Regain』は、理学療法士と身体に不調を抱える利用者をつなぐプラットフォームです。現在は腰痛改善を重点的に扱っており、既に株式会社フジクラ、株式会社ディー・エヌ・エーなどの健康経営を推進する企業に導入されています。これにより、利用者は自宅にいながらにして専門的なリハビリテーションを受けられる環境が整っています。
キャピタルメディカ・ベンチャーズの役割
CMVは単に資金提供を行うだけでなく、Return to the Field, Inc.の事業面における支援も行います。CMVが持つ病院や介護施設のネットワークを活用し、高齢者向けの転倒防止や早期発見プログラムの共創を目指しています。高齢者の転倒は、骨折や要介護状態になる大きな要因として知られており、これを防ぐための取り組みは、生活の質(QOL)を高めるために非常に重要です。
厚生労働省の『国民生活基礎調査の概況』によれば、要介護となる原因の中で、骨折や転倒は第三位に位置付けられています。この結果を受けて、CMVはリハビリテーションの質を高めるだけでなく、健康寿命を延ばすためのサービスを提供していく方針です。
運営企業の紹介
キャピタルメディカ・ベンチャーズは、東京都港区に本社を構え、ヘルスケア業界に特化したベンチャー投資を行っています。また、企業向けのセミナーや勉強会を開催し、経営支援にも力を入れています。資本金は1,000万円で、株式会社キャピタルメディカが100%出資しています。詳細な情報は
こちらで確認できます。
一方、Return to the Field, Inc.はカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、理学療法に特化した遠隔リハビリテーションプラットフォーム『Regain』を提供しています。具体的な資本金は公開されていませんが、その活動の一環として、より多くの人々にリハビリテーションの機会を提供しています。詳細情報は
こちらから確認できます。
まとめ
CMVの出資により、Return to the Field, Inc.の事業はさらなる成長が期待されます。今後も、キャピタルメディカグループが持つリソースを活用し、より良い医療サービスの提供を目指していくとされています。この動きは、ヘルスケア業界におけるイノベーションの一環として非常に注目されています。