新たな教育の地平を切り開くRugby School Japanが開校へ

Rugby School Japanの設立に向けた新たな動き

2023年9月、英国有数の名門パブリックスクールであるラグビー校と国立大学法人千葉大学、Clarence Education Asia Ltd.がRugby School Japanの設立に向けた基本合意書を締結しました。この教育機関は、千葉県の柏の葉キャンパス内に開校する予定であり、カリキュラムには英国式の教育システムを導入します。

Rugby School Japanの概要

Rugby School Japanは、男女共学のボーディング・スクールとして、Year 7からYear 13までの7年間にわたる教育を提供します。学年ごとに100～120人の生徒が在籍し、全体で約780人を受け入れる計画です。生徒は通学制または寄宿舎制を選択することが可能で、入学に際しては選抜試験を実施する予定です。

提携校となるラグビー校は、450年の歴史を有し、その理念である「Whole Person, Whole Point」を教育の根幹に据えています。この教育方針は、生徒一人一人の全人格的な成長を目指し、学問だけでなく道徳や体育、芸術など多面的な学習を重視しています。

教育環境とカリキュラム

Rugby School Japanでは、英国のカリキュラムとハウス・システムを導入し、個々の才能を最大限に引き出す仕組みが整えられます。また、教育に携わる教員は、英国を始めとする様々な国から招聘される予定で、多様なバックグラウンドを持つ教育者たちが集まります。これにより、生徒たちには国際的視野を広げる貴重な機会が与えられることになります。

地域とのつながり

設立準備を進める「Rugby School Japan設立準備財団」も2021年8月に発足し、高い教育水準を維持しながら地域との関係を深化させることを目指しています。地元住民や企業との連携を通じて教育活動を支えるための取り組みが期待されています。

おわりに

Rugby School Japanは、伝統的な英国の教育を日本で受けられる貴重な機会を提供し、教育の質を高めるだけでなく、国際人としての素養を育む場になることが期待されています。今後の開校に向けた動きに注目です。詳細な情報については、公式ウェブサイトもぜひご覧ください。

Rugby School Japan 公式サイト

関係者たちの今後の動向から目が離せません。