NECモバイルPOSがギフティのeGift Systemと連携
日本電気株式会社(NEC)は2024年9月4日、新たにサブスクリプション型POSシステム「NECモバイルPOS」において、株式会社ギフティが提供する「eGift System」との連携を開始しました。この連携により、飲食店や小売業者にとって、デジタルギフトの活用がさらに便利になります。
幅広い利用シーンを見据えて
今回の連携により、NECモバイルPOSの利用者は、POSアプリの会計画面から直接eGiftを利用できるようになります。具体的には、顧客が自身のスマートフォンに表示されたeギフトのバーコードをスキャンすることにより、簡単に会計が済む仕組みです。これにより、手間のかからないスムーズな支払いが実現し、顧客満足度の向上が期待されます。
「eGift System」とは
ギフティが提供する「eGift System」は、全国の飲食店や小売店など、330社以上(2024年6月末時点)で導入されているシステムです。このシステムを使える導入店は、自社ブランドの商品をeギフトとして発行し、販売することが可能です。さらに、ギフティが運営するサービスを介して広範囲に流通させることができます。
サブスク型POSの魅力
NECモバイルPOSは、約1,500社に導入されているサブスク型のPOSシステムで、クラウドサービスの利点を利用し、各種外部サービスとの連携が簡単に行えます。これまでのPOSシステムでは外部機器との連携に多くのコストがかかりましたが、NECモバイルPOSはこのコストを抑え、連携機能を標準で提供しています。
eギフト利用方法の簡素化
eギフトの利用方法も簡単です。会計画面で「金券・売掛・その他」を選択し、スマートフォンのeギフトをバーコードスキャナーで読み取るだけで、eギフトが利用可能になります。また、eギフトの利用取消も同様に簡単に行えます。これにより、顧客は安心してgギフトを利用できるようになります。
今後の展望
NECとギフティの連携により、POSシステムの利用がさらに拡大され、飲食業や小売業者にとっては新たな販売促進のツールとなるでしょう。特に、環境変化の多い飲食業では、こうした柔軟なシステムが大きな強みとなります。サブスク型のNECモバイルPOSは、企業が安心して使用できる環境を提供し続けることを目指しています。
今後も、NECとギフティは、顧客のニーズに応じた新たなサービス開発に力を入れ、ますます便利な店舗運営を支援していくことでしょう。これにより、消費者はより良いショッピング体験を享受できるようになります。