次世代の映像体験を創造する「Tig」導入のセッションが開催！

2025年4月16日に行われた「マイナビショードラアワード2025」授賞式で、ネオフレーム株式会社が提案したのは、インタラクティブ映像技術「Tig」を活用した新たなプロダクトプレースメントモデルです。このセッションでは、小林道生代表取締役が登壇し、ショートドラマの未来について語りました。ネオフレームは「Change perspectives, Create future（視点を変える、未来を創る）」という理念のもと、クリエイターたちの収益向上に寄与する新しい取り組みを紹介しました。

トークセッションには、株式会社ルームズ代表取締役の川口真司氏や、俳優の阿部なつき氏、スタートアップファクトリー代表の鈴木おさむ氏も参加し、ショートドラマ市場の現況について意見を交わしました。現在、ショートドラマの収益源は、主に企業からのスポンサードやアプリでの単話課金が中心ですが、制作費回収率は約30%に留まっています。このような厳しい状況下で、新たなマネタイズ手法が求められています。

小林代表は、映像内の「人・物・音・場所」にタップすることで情報へアクセスできるTigの仕組みを説明しました。このシステムを使うことで、視聴者は簡単にアイテムを購入でき、コンバージョン率を向上させることが期待されます。さらに、川口氏は「Tigによって視聴後の購買データが測定できるため、制作者に収益が還元される仕組みを実現できる」と期待を寄せました。

鈴木氏は、ショートドラマの形式がTigとの相性が非常に良いと述べ、「今まで実現不可能だった仕組みがついに可能になった」と興奮を隠せません。阿部氏もこの購買の流れが視聴者にとって魅力的で、地上波以上の導線が期待できると語りました。さらに、ロケ地との連携も可能とのことで、地方創生や観光促進にも寄与することが示唆されました。

Tigがもたらすこの新しいビジネスモデルは、ドラマコンテンツを単なる視聴体験から購買体験へと進化させ、クリエイターと消費者の双方にとって、これまでにない価値を提供します。今後、Tigを活用した地上波連動企画の進行も注目されており、期待が高まります。

最後に、トークセッションの視聴方法についても案内があり、授賞式のアーカイブ配信は公式サイトから視聴可能です。この新たな映像体験の可能性をぜひチェックしてみてはいかがでしょうか？

会社概要
ネオフレーム株式会社は、2024年にパロニム株式会社と株式会社プログレスの合弁会社として設立されました。Tigの技術を駆使し、映像コンテンツに新たな価値を加え、今後のエンターテインメント市場に革新をもたらすことを目指しています。

本社は東京都中央区築地に位置し、動画コンテンツの企画・制作や情報検索ツールの開発を行っています。公式サイトのURLも是非ご覧ください。