持続可能な食文化を楽しむ「サステナブル一汁一菜ランチフェア」が開催
三菱地所株式会社が主催する「サステナブル一汁一菜ランチフェア」が、2024年11月18日から22日までの5日間、東京の丸の内で開催されます。このイベントは、「SUSTABLE 2024」と「EAT&LEAD」プロジェクトの一環として行われ、地球に優しい食をテーマにした特別なランチメニューが提供されます。
本イベントでは、地球環境に配慮した食材を使用した一汁一菜スタイルのランチが楽しめます。具体的には、フレンチ、和食、イタリアンの4人のシェフがそれぞれの経験を活かし、共同でメニューを開発しました。提供されるのは、「地球に優しいおにぎり&みそスープセット」で、味だけでなく、健康や環境にも配慮したメニューです。
サステナブルな食卓への取り組み
「SUSTABLE」は、食に関わる全ての人々が持続可能な食卓について考えることを促進するプログラムであり、毎年テーマに基づいて活動してきました。2024年度のテーマは、「資源循環」、「脱炭素」、「生物多様性」の3つ。現代の食品ロスや環境負荷の問題に立ち向かうため、レストランの持つ役割はますます大きくなっています。今回のフェアでは、簡単に取り入れやすいランチから、こうしたサステナビリティへの意識を高めてもらうことを願っています。
シェフたちの情熱と背景
メニューの監修には、丸の内シェフズクラブのメンバーが携わっています。各シェフは、使用する食材の背後にあるストーリーを伝えることに意識を持ち、その背景にある環境問題や地域におけるサステナビリティについても考慮されています。
例えば、野菜には株式会社TOWINGが開発した高機能バイオ炭「宙炭」を使用し、環境に優しい農産物の育成を支えています。また、幸海ヒーローズが提供する昆布は、海の環境保全にも寄与しています。JAたじまの「コウノトリ育むお米」は、生物多様性の保護に貢献する農法で栽培されています。このように、料理を通じて自然と触れ合い、環境への意識を高めることが目指されています。
ランチフェアの詳細
「サステナブル一汁一菜ランチフェア」は、MY Shokudo Hall&Kitchen みそスープBAR(TOKYO TORCH 常盤橋タワー3F)で開催されます。各日11:45から売り切れ次第終了という形で行われ、価格は1,200円(税込)です。イートインとテイクアウトが可能で、特典としてスタンプカードや丸の内ポイントアプリのポイントも進呈されます。
このイベントの初日には、参加シェフによるオープニングセレモニーも催され、ビジネスパーソン向けにメニューの背景を直接説明する機会が設けられています。シェフたちが心を込めて作り上げたこのメニューを通じて、どうか多くの方々が持続可能な食文化に触れることを期待します。
食材へのこだわり
今回のメニューは、それぞれの食材に込められた思いが大切にされています。例えば、みそスープには新潟産の酒粕や、環境に配慮した野菜が使用されています。おむすびには、真昆布やカツオの持続可能な利用を考えたメニューが提供され、地域経済の活性化にも寄与しています。
まとめ
三菱地所は、このランチフェアを通じて、日常生活の中で「食の未来」を意識するきっかけ作りを目指しています。サステナブルな食を楽しく学びながら、持続可能な社会を築くための一歩を踏み出す機会となるでしょう。ぜひこの特別なランチを味わいに来てください。