RoomClip、1億円調達で進化
2013-09-20 09:00:11

RoomClip運営のTunnel、1億円調達でインテリアECプラットフォームへ進化

RoomClipを運営するTunnel株式会社、1億円調達でインテリアECプラットフォームへ進化



インテリア写真共有サービス『RoomClip』で知られるTunnel株式会社が、この度1億円の資金調達を実施しました。今回の調達によって、同社はサービスを大きく進化させ、インテリアや住まいに関する購買行動を促進するプラットフォームへと成長させる計画です。

資金調達と今後の展開



今回の資金調達は、フェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合を割当先とする第三者割当増資によって行われました。これにより、同社はアプリ開発者やデザイナーなどの人材を強化し、『RoomClip』の機能拡張を加速させます。

資金調達後の第一弾として、ユーザーが投稿した写真に商品情報を付与できる機能が追加されます。ユーザーは自身の部屋の写真に写っている家具や雑貨、家電などの商品情報を簡単に追加し、通販サイトへのリンクを掲載できるようになります。

まずはAmazon.co.jpに対応し、順次楽天市場などの他通販サイトにも対応を拡大していく予定です。この機能は9月中にウェブサイトに追加され、年度内にはスマートフォンアプリにも搭載される予定です。

RoomClipとは?



『RoomClip』は、日本最大のインテリア写真SNSです。ユーザー数は約13万人、投稿写真数は約10万枚を誇り、そのユーザーの約7割が女性で、主婦層が中心となっています。インテリア、ガーデニング、DIYなどに関する写真が多数投稿されており、インテリアや住宅業界からも注目を集めています。

購買行動を促進するプラットフォームへ



『RoomClip』は、これまで「部屋の写真を見せ合うサービス」として親しまれてきましたが、今回の機能拡張によって「部屋の写真に写っているものを買えるサービス」へと進化します。ユーザーは、気に入ったインテリアを写真から直接購入できるようになり、より便利で快適なサービス体験を得られるようになるでしょう。

この進化によって、『RoomClip』は単なる写真共有サービスを超え、インテリアに関する購買行動を促進するプラットフォームへと成長していくことが期待されます。

まとめ



Tunnel株式会社の1億円調達と『RoomClip』の機能拡張は、日本のインテリア業界に大きな変化をもたらす可能性を秘めています。今後の展開に注目が集まります。

Tunnel株式会社概要



代表者:代表取締役社長 高重正彦
設立:2011年11月24日
所在地:東京都品川区東品川2-2-28 T1ビル2F Samurai Startup Island
URL:http://www.tunn-el.com/
* 事業内容:スマートフォンアプリ及びウェブでの「RoomClip」の提供

会社情報

会社名
ルームクリップ株式会社
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-28-1佳秀ビル2階
電話番号

トピックス(IT)

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