『ふるさと』100周年特集
2014-06-11 11:35:47
唱歌『ふるさと』が誕生100周年を迎える鳥取県で様々な記念事業が開催
唱歌『ふるさと』100周年記念事業
2023年、全国で愛され続ける唱歌『ふるさと』が生まれてから100年を迎えました。生誕の地である鳥取県では、この特別な年を祝うために多様な記念イベントが計画されています。
100周年記念フォーラム
その中でも注目なのが、6月19日に開催される『ふるさと』誕生100周年記念フォーラムです。このイベントは、とりぎん文化会館の梨花ホールで行われ、日本のふるさとである鳥取県に焦点を当てたトークセッションが企画されています。
フォーラムでは、受賞歴を持つ藻谷浩介氏や、演出家として名を馳せる中島諒人氏、さらには鳥取県知事の平井伸治が登場し、テーマは「里山の魅力と共生社会」です。更に、このイベントの特別企画として、森昌子による『ふるさと』のミニコンサートも予定されています。
入場は無料ですが、整理券の配布は終了しているため、参加を希望する方は事前に情報を確認する必要があります。
久松公園の音楽碑リニューアル
次に紹介するのは、8月7日に行われる久松公園の音楽碑リニューアルイベントです。久松公園は、鳥取市の中心に位置し、地域住民にも親しまれているスポットです。ここにある『ふるさと』の音楽碑が、音質の向上や説明版の追加、さらには一流アーティストによる音声も組み込まれるといった大規模なリニューアルが行われます。
お披露目は10時から30分間行われ、鳥取県の豊かな文化を再確認する良い機会になります。
わらべ館での記念コンサート
さらに、6月18日にはわらべ館にて『ふるさと誕生100年記念コンサート』が開催されます。こちらも入場無料で、地元の小学生や若手アーティストが歌い上げる姿は、地域の子どもたちにとっても特別な体験となるでしょう。
童謡唱歌100曲マラソン
同日午後には、『童謡唱歌100曲マラソン』も開催され、総勢400名の歌声が鳥取市の文化会館に響き渡ります。合唱団33団体が参加し、フィナーレでは『ふるさと』を全員で大合唱する楽しみも用意されています。
鳥取県の「ふるさと」を感じる風景
唱歌『ふるさと』は、作曲家・岡野貞一が幼少期を過ごした鳥取の自然風景を思い出しながら生み出されたと言われています。鳥取県内には今でもその歌詞を思わせるのどかな環境が多く残っています。県はこの風景を「童謡・唱歌百景」として選定し、特に久松公園一帯は『ふるさと』の歌と深い結びつきがあります。
このように、鳥取県では『ふるさと』の100周年を祝う記念事業が目白押しです。地域の文化や歴史を再認識し、未来へとつなげていく貴重な機会となるでしょう。ぜひ、地元や周辺に住む方々は参加し、その文化を体験してみてください。
会社情報
- 会社名
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鳥取県
- 住所
- 鳥取県鳥取市東町1丁目220
- 電話番号
-
0857-26-7111