東京駅で新たな旅の楽しみを!
東京のシンボルである東京駅で、エキナカ消費を促進するための魅力的な取り組みが始まりました。株式会社KKDAY JAPANとJR東日本クロスステーションが連携し、訪れる観光客に向けて多様なサービスを提供する実証実験がスタートします。この取り組みにより、エキナカ施設「グランスタ」での買い物や食事体験をお得に楽しむことができるようになるのです。
実証実験の背景
訪日旅行者、特に台湾からの観光客は日本を何度も訪れるリピーターが多く、その約90%は新幹線を利用して様々な地域を巡っています。そのため、移動の合間でも買い物や食事を楽しむニーズが高まっており、これは非常に大きな市場です。2024年には独自調査を行い、東京駅でエキナカを利用したことのある人が65%以上にも達していることが把握されています。
この需要に応えるために、KKdayはJR東日本クロスステーションとタッグを組み、エキナカでの消費を活性化させることを目指しています。
取り組みの詳細
第一弾:GRANSTA Premium Voucher
11月4日から、グランスタで利用できるプレミアムバウチャーの販売が始まります。このバウチャーは、300以上のショップで使用でき、たとえば10,000円分のバウチャーを8,500円で販売するという、非常にお得な内容です。購入を通じて、エキナカでの買い物体験を手軽に楽しむことができます。
第二弾:旅のお供セット(仮称)
2026年1月以降には「旅のお供セット」として、人気の駅弁やスイーツなどを詰め合わせたパッケージが登場予定です。この商品は、旅行前に決済し、東京駅で受け取ることができるため、移動中に日本の食文化を手軽に楽しむことができます。
台北ITF旅行博でのプロモーション
さらに、2025年10月27日から11月12日に開催される台湾最大の旅行博「台北国際旅行博」では、特別なプロモーションが行われ、JR EAST PASS購入者には東京駅のグランスタで使用できる1,000円分のバウチャーがプレゼントされます。この機会に、台湾からの観光客にエキナカの魅力を直接アピールします。
今後の展望
JR東日本クロスステーションとKKdayの協力により、インバウンド消費を促進し、旅行者の要望に応じたサービスを展開していく予定です。この実証実験を通じて、エキナカでの消費の新たなモデルを構築し、訪日旅行者が「買う」「食べる」「体験する」を一度に楽しむことができる環境を整えていきます。
東京駅というハブを中心に、観光客に新しい体験を提供するこの取り組みが、今後どのように進化していくのか注目です。新たな旅の形を探求し、日本の魅力をより多くの人々に伝えていくことで、日本の観光業界全体の活性化に貢献することを期待しています。