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角川新書の新刊、7月に注目の2作品を発表

株式会社KADOKAWAは、7月10日（木）に新たな著作を2冊刊行します。読者に真実を伝えることを目的としたこの2作品は、現代の重要なテーマである「食の安全」と過去の戦争の真実に光を当てています。これらの書籍は、私たちが直面する現実に対する理解を深める助けとなることでしょう。

『歪められる食の安全』

この作品は、元農水大臣の山田正彦氏による緊迫したレポートです。著者は、近年の食品業界において起きているルールの大改正について警鐘を鳴らします。「遺伝子組み換えでない」や「無添加」といった表記が事実上不可能になる可能性があり、消費者はどのようにして安全な食品を選べるのか、その選択をどう行うのかが問われています。著者は日本の食の安全性について長年監視してきた立場から、今の状況を詳述しています。

著者紹介：山田正彦

1942年、長崎県に生まれた山田氏は、弁護士や衆議院議員として活躍し、2010年には農林水産大臣に就任しました。現在も、現地調査や講演を通じて、種子法改廃の問題点を広めるための活動を行っています。その業績には映画制作や各種フォーラムの企画もあり、日本の農業の未来を守るための具体的なアクションを起こしています。

『特攻基地 知覧』

もう一つの新刊『特攻基地 知覧』は、高木俊朗氏によって書かれた戦争ノンフィクションです。本作は、特攻作戦をテーマにし、通常は語られることのない歴史の一面を明らかにします。故障や事故が頻発する中で、無謀な出撃を強いられた飛行士たちの苦悩や、戦争を生き延びた女性たちの姿が描かれています。写真とともに多彩な解説が付加され、歴史の深い理解を促します。

著者紹介：高木俊朗

高木氏は1908年に生まれ、ノンフィクション作家として数々の作品を発表しました。彼は陸軍報道班員として戦争の最前線で経験し、その後、自身の経験を基に戦争の実情を描き続けました。その声は、今日においても重要なメッセージを提供しています。

書籍情報

これらの作品は新書判として刊行されており、合わせて電子書籍版も販売されています。

• - 『歪められる食の安全』

- 定価：1,078円（税込）
- ページ数：272
- 詳細：ここをクリック

• - 『特攻基地 知覧』

- 定価：1,430円（税込）
- ページ数：424
- 詳細：ここをクリック

ぜひ、この機会に新しい視点を得られるこれらの作品を手に取ってみてはいかがでしょうか。KADOKAWAの公式Twitter（@kadokawashinsho）でも最新情報を発信していますので、こちらも合わせてフォローしてください！

関連リンク

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