猫救済プロジェクト
2020-11-14 08:00:01
関西における猫の救済活動、600頭の手術を目指すクラウドファンディング開始
関西における猫の救済活動
特定非営利活動法人KATZOC(カゾック)が、2021年1月から3月にかけて、兵庫県で「関西いっせい避妊・去勢手術プロジェクト」を始動し、クラウドファンディングを通じて600頭の猫への手術を目指します。このプロジェクトは、11月10日から12月14日までの期間に支援を募ります。
プロジェクトの目的
この取り組みは、以下の三つの目標を掲げています。
1. 殺処分を削減するため、地域の猫の頭数を管理する。
2. 人と猫が共生できる社会を実現するためのサポート。
3. ボランティアへの経済的支援。
地域猫のTNR(Trap-Neuter-Return)活動は、猫の過剰繁殖を防ぎ、地域のトラブルを減らすために欠かせません。カゾックはボランティア活動を通じて、猫の収容数をコントロールし、これらの目標を実現することを目指しています。
取り組みの背景
2019年には、約30,757匹の猫が殺処分され、そのうち20,234匹は子猫でした。この現実を変えるため、カゾックは既存の活動を発展させ、600頭の避妊・去勢手術を行うことで、さらなる猫の誕生を未然に防ぎたいと考えています。
以前行った「SPAY WEEK 2020 in KOBE」では、220頭の猫の手術を成功させました。この成功を受け、カゾックはさらなる規模での活動を決定しました。
支援募集の詳細
クラウドファンディングの目標金額は270万円であり、600頭の手術を実施するための資金を集めます。具体的には、オス猫には2,600円、メス猫には5,500円の支援金が必要です。これにより、ボランティアの経済的負担を軽減し、猫の健康と安全を確保します。
支援方法には、クレジットカード決済や銀行振込が含まれています。気になる方は、特定非営利活動法人KATZOCのクラウドファンディングページを訪れてみてください。
SNSでの拡散も重要
このプロジェクトは、SNSでのシェアや周囲の猫好きの方々への情報提供も重要です。拡散することで、より多くの支援者を募り、猫たちへのサポートを強化します。
TNRの必要性
TNR活動は、猫の繁殖数を抑制し、地域のトラブルを未然に防ぐために不可欠です。1匹の母猫は、年間に何度も妊娠する可能性があり、2~4匹の子猫を産むことが多いため、早急な対策が求められています。このプロジェクトが成功すると、地域猫の数を持続的に管理する手助けにもなります。
まとめ
KATZOCの「関西いっせい避妊・去勢手術プロジェクト」は、猫たちの命を守り、人と猫が共生できる社会を作るための重要なステップです。地域の皆様と連携し、猫たちに優しい環境を提供するために、多くの方々のご協力が必要です。貴方の支援が新たな命を救います。
会社情報
- 会社名
-
特定非営利活動法人KATZOC
- 住所
- 神戸市灘区大石東町5-2-5大石ファーストビル2階
- 電話番号
-
078-802-0020