一橋大学のアートTシャツ
2025-02-27 12:33:38

一橋大学が挑む新たなアートの魅力を詰め込んだTシャツ制作プロジェクト

一橋大学生によるアートTシャツ制作プロジェクト



一橋大学商学部の学生たちが、「アート×マーケティング」の視点から美術館の魅力を引き出すためのアートTシャツ製作に挑戦します。このプロジェクトはクラウドファンディングを通じて行われ、目標金額は130万円を設定しています。期間は2025年2月21日から3月9日までです。学生たちは、革新的なデザインを加えたTシャツを通じて、ミュージアムショップの新たな価値を見出そうと考えています。

研究背景



山下研究室では、美術館の経営課題に焦点を当て、収益向上の方法を模索しています。多くの日本の美術館が財政的な難題に直面しており、ミュージアムショップの重要性が増しています。このプロジェクトは、マーケティングの手法を用いてアートを商品に変換し、美術館の収益を向上させることを目指しています。特に物販収入が特に注目されています。現在、多くの美術館では、マーケティング戦略が求められているのです。

アートと個人の対話



一橋大学の学生たちは、大原美術館を訪れ、成功した経営改革の事例を学びました。美術作品と個人の対話を重視し、革新性を取り入れたアート教育に感銘を受けました。この経験を基に、現代の美術館における革新的な商品開発の必要性を強く認識しています。彼らは、アートを身近に感じさせるTシャツを通じて、鑑賞体験をより豊かなものにしようとしています。具体的には、エル・グレコ、モネ、カンディンスキー、ホドラーの名画をモチーフにした全8種類のデザインを展開します。

Tシャツの特徴



製作される特製ロングTシャツは、魅力的なデザインが施され、サイズ展開も豊富です。各Tシャツは、品質にこだわった厚手の素材で作られ、気軽に日常使いができるアイテムとなっています。価格は9000円で、全ての購入者にはアートの魅力を体感できる体験も提供される予定です。

個々のTシャツは、一般的なレプリカ商品とは一線を画す独自のアプローチを目指しています。美術作品を新しい形で身に着けることで、アートが日常に溶け込むことを実現します。

展示会のお知らせ



このプロジェクトは、3月2日(日)に一橋大学で展示会を行います。この展示会では、実際に製作されたアートTシャツのサンプルが展示されるため、興味のある方はぜひご参加ください。会場は一橋大学国立キャンパスのコモンエリア【Agora】で、時間は13時から18時までです。

実行者と教授のコメント



プロジェクトを進行する一橋大学の学生、野村優さんは、アートを商品化することで新しい体験が生まれることに期待しています。また、指導教員の山下裕子教授は、アートのデザイン性を活かした商品開発の重要性を強調しています。本プロジェクトが、ミュージアムショップの発展に寄与することを願っています。利益は公益財団法人大原芸術財団に寄付され、作品と個人の対話の重要性を広める活動に還元される予定です。

美術館の魅力を新しい方法で引き出すこのプロジェクトに、ぜひご支援とご関心をお寄せください。参加方法や詳細は、クラウドファンディングのページ(CAMPFIRE)をご覧ください。


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会社情報

会社名
山下研究室
住所
電話番号
080-3310-6165

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