小越勇輝の新たな挑戦
令和サスペンス劇場の人気シリーズ「旅人検視官 道場修作」が、再び視聴者を引き込む。今回は富山県庄川温泉郷を舞台にした殺人事件で、新たに小越勇輝が重要な役柄に挑戦する。本シリーズは、主人公である元警視庁検視官・道場修作(内藤剛志)が活躍するミステリーであり、毎回新たな若手鑑識係が道場に憧れる形で登場するのが特徴だ。小越は台本を読んだ際に、サスペンスだけでなくコミカルな要素も含まれていることに気付き、視聴者に笑いを提供できることに期待を寄せている。
撮影の舞台裏
今回は約2ヶ月間にわたる長期の撮影で、多くの共演者が存在した。「内藤さんとは3回目の共演になるが、彼はいつもとてもフレンドリーで、同世代の私たちにも気を使って声を掛けてくれる。特に、お芝居以外の話題でもコミュニケーションが取れたことが貴重な体験だった」と小越は振り返る。特に同世代の俳優たちとの交流は、彼にとって新たな刺激となったようだ。
佐久間涼介役の魅力
小越が演じるのは南砺中央署の若手鑑識係・佐久間涼介。道場からの助言を受けて事件に巻き込まれ、奮闘する彼の姿は多くの視聴者に共感を呼ぶに違いない。台本には、道場とのやり取りでの緊張感はもちろん、思わずクスッと笑える部分も多く、観ている側にとっても楽しめる要素が数多く盛り込まれている。
作品の深み
「道場さんが事件を解決していくのはもちろんですが、彼の人柄や優しさがこの作品の魅力だと感じています。特に新人である私の存在を気にかけてくれ、最後には言葉をかけてくれる。その温かさが作品全体に愛をもたらしているのではないかと思います」と小越は語る。彼によれば、新人鑑識係として道場に憧れ、学びたい一心の中にも、道場に対する微妙な“しつこさ”を持つ佐久間のキャラクターにもぜひ注目してほしいとのこと。
放送情報
このサスペンスドラマは、BS日テレで3月22日(土)午後7時から放送される。豊かな自然に囲まれた富山県で繰り広げられる事件の行方、果たして道場や佐久間は真相に辿り着けるのだろうか。視聴者にとっては緊迫感とともに、時折笑いも交えたストーリーを楽しむことができる事件に仕上がることだろう。
視聴者へのメッセージ
「この作品は、視聴者に笑いと感動を提供できるものになっています。ぜひ感情移入しながら観ていただきたい」と、小越は最後に語った。期待の若手俳優が描く新感覚のサスペンス劇、放送をお見逃しなく!