香りの品質保証技術
2026-09-15 12:07:49
ナガセビューティケァ、三洋化成、長瀬産業との共同研究で香りの品質保証技術を確立
ナガセビューティケァの革新と香り評価技術の確立
化粧品業界に新たな一歩を踏み出す技術が誕生しました。株式会社ナガセビューティケァが、三洋化成工業株式会社、長瀬産業株式会社との共同研究を 통해、ローズマリー由来の化粧品原料の香りを客観的に評価する手法を確立しました。この研究は、においセンサー解析技術の導入を基盤とし、天然物由来原料の香りに関する品質問題を克服するためのものです。
研究の背景と課題
天然由来の化粧品原料は、生育環境や収穫時期によって香りが異なるため、安定性を保つことが非常に難しい状況です。「香りの品質ブレ」として知られるこの問題は、製品の全体的な品質や顧客のブランド体験に直接影響を与えます。特に、化粧品にとって「水」や「蒸留水」などの成分は重要です。このため、ナガセビューティケァでは、独自に開発した高精度蒸留プロセスにより、ローズマリーから香りの良い成分を選別する手法を導入しました。
新しい評価手法の詳細
においセンサー「FlavoTone」の導入
本研究では、三洋化成工業が所有する高精度なにおいセンサー「FlavoTone」を用いて香気データを収集し、それを主成分分析(PCA)で解析。官能評価ではなく、PCAスコアプロットに視覚的な評価軸を設定することで、香りの品質を客観的に判断する手法が確立されました。
3つの検証テーマ
1. 原料の違いの影響評価:異なる原木及び採取時期のサンプルを評価した結果、各条件に応じた明確なクラスタリングが形成され、FlavoToneセンサーが菌種や時期の変化を高精度で識別できることが確認されました。
2. 香りの安定性の観察:ナガセビューティケァの蒸留法によるサンプルは、他の未処理サンプルと比べ、「極めて狭い領域」に集中した結果が得られ、香りのブレを極小化する特性が証明されました。
3. 品質管理への適応:ペパーミントなど他の植物との比較評価において、ターゲットであるローズマリーとクラスタから明確に分かれたことから、誤った原料や異物混入の検知が可能であることも示されました。
結論と次のステップ
この共同研究を通じて、ナガセビューティケァは、独自の蒸留技術と客観的な香り評価手法の組み合わせにより、天然由来原料の香り均一化が可能であることを実証しました。今後は、この技術を製造現場の品質管理システムに実装し、さらに高い品質の化粧品を提供することを目指します。
学会発表の概要
この研究の成果は、第39回におい・かおり環境学会で発表され、多くの研究者や業界関係者の注目を集めることが期待されます。
この新しい研究手法により、ナガセビューティケァは、従来の評価方法からの脱却を果たし、データ駆動型の品質保証体制を築いていく姿勢を強調しています。顧客に対して、常に最高の品質で安心・安全な製品を提供することが企業の使命と言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ナガセビューティケァ
- 住所
- 電話番号
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