「ぐるなびFineOrder」が新たな連携を発表
株式会社ぐるなびが提供するモバイルオーダーサービス「ぐるなびFineOrder」が、TISインテックグループのクオリカ株式会社と新たに連携を開始しました。この連携により、外食業界を支えるためのトータルソリューションが強化され、飲食店の業務効率化と売上の向上を図っています。
連携の背景
「ぐるなびFineOrder」は2021年7月にリリースされて以来、飲食店の人手不足や業務の複雑さを解消するためにデジタル化を進めてきました。今回の提携により、大戸屋ホールディングスが全国店舗へ「ぐるなびFineOrder」の導入を拡大することが決まり、さらにモバイルオーダーの普及が加速します。
システムの利便性
クオリカが提供する「TastyQube Growth」は、飲食店に必要な業務を包括的に管理できるシステムです。売上管理や食材管理、従業員の勤怠管理などをリアルタイムで把握できるため、店舗運営がスムーズに行えるようになります。また、同社のPOSシステム「RealQube」との連携により、オーダーから調理、会計の流れが効率化され、飲食業界全体のデジタル化が加速しています。
大戸屋の実績
大戸屋では、2022年11月から「ぐるなびFineOrder」の導入テストを行っていました。このシステムが正式に全国展開されることで、各店舗での運営がさらに効率的に行える見込みです。オーダーの流れがシームレスになったことで、顧客体験の向上や業務の効率化が期待されています。
ぐるなびのビジョン
ぐるなびは「食でつなぐ。人を満たす。」という理念のもと、飲食店のデジタル化を推進しています。今後も「ぐるなびFineOrder」のさらなる導入を進め、飲食店のデジタル化に貢献することを目指しています。利用者からの支持も厚く、導入した飲食店の継続率は99%に達しています。
クオリカの未来への取り組み
クオリカは、QR決済機能や店舗間コミュニケーション機能など、飲食店業務の効率化に向けた各種サービスを提供しています。特にAI技術を活用した新サービスの開発を進めており、今後の外食産業の進化に大きく寄与することが期待されています。
まとめ
今回の「ぐるなびFineOrder」とクオリカの連携は、飲食業界におけるデジタルトランスフォーメーションを加速させるものといえるでしょう。業務の効率化、顧客満足度の向上、そして売上の拡大を目指す中で、両社の今後の展開から目が離せません。これからも様々な飲食店で「ぐるなびFineOrder」が導入されることで、業界全体が活性化されることを期待しています。