株式会社栃木屋が導入した新商品の魅力
株式会社栃木屋は、機構部品製造において新たな一手を打ちました。導電性ヒンジを新たに発売し、製造工程や製品のパフォーマンスを向上させることを目指しています。特に静電気対策や電磁ノイズの軽減を目的としており、ボンディング作業の軽減にも期待が寄せられています。
新商品の概要
新たに発表された導電性ヒンジには、サブタイプとして「フリーストップ型」と「ガタレス型」の二種類が用意されています。これらはすべて裏蝶番型としてデザインされており、外部から見た際の美しさにも配慮されています。
- - フリーストップ型は、好きな位置で扉を固定することができる機構を搭載しています。これにより、作業効率が向上し、設計時の自由度も広がります。
- - ガタレス型は、ヒンジ部分のガタツキを減少させ、しっかりとした動作を実現。動作の正確性が求められる環境に適しています。
導電性の特長
この新商品の導電性ヒンジは、特に「抵抗値0.1Ω以下」を実現しており、これは半導体製造装置に求められる厳しい規格をも満たしています。この高い導電性は、ボンディング作業の省略や補助に大きく寄与するでしょう。使用者にとっては、導電性が重要な要素となる分野での使いやすさが際立ちます。
メリットとおすすめポイント
新しいヒンジを選ぶ際の最大のメリットは、以下の3つに集約されます。
1. 配線工数の削減
ヒンジの導入により、配線設計や取付にかかる工数を大きく軽減できます。断線リスクを減少させ、より効率的な作業環境を実現します。
2. 美観を損なわない裏蝶番デザイン
裏蝶番型のヒンジは、外観を重要視する設計に最適です。扉の固定などを行うフリーストップ機構は、取り付け部を外から見えなくすることで、全体のデザインを損ないません。
3. 幅広い利用可能性
横使い、縦使いの両方に対応し、作業の幅を「130°の開き角度」が実現します。これにより、他の部品の干渉を気にすることなく、また高い作業性を提供します。
用途と市場における可能性
導電性ヒンジは、様々な什器や筐体において理想的な選択肢です。精算機やチャージ機、外観を重視した製品においても、その特性を活かせる場面が多々あります。デザイン性と機能性を兼ね備えたこのヒンジは、今後多くの現場での採用が期待されます。
栃木屋のビジョン
株式会社栃木屋は、1949年の設立以来、機構部品の企画・設計・販売に力を入れてきました。また、ISO 9001/ISO 14001を取得し、環境対応への取り組みも評価されています。これからも革新を進め、業界に新たな価値を提供し続けることを目指していきます。
新しい導電性ヒンジの詳細は、こちらのリンクからご覧いただけます。