好みの学び方
2025-02-20 15:05:07

小中学生が選ぶ好きな教科と苦手な教科の実態調査結果

ニフティ株式会社が運営する子ども向けサイト『ニフティキッズ』では、2024年12月から2025年1月にかけて小中学生を対象とした『勉強』に関するアンケート調査を行いました。今回の調査では、2,098名の子どもたちに対して、好きな教科や苦手な教科、勉強でわからないことがあった場合の対処法について伺いました。

調査結果の要点



この調査によると、小中学生の共通した好きな教科は「社会」となっており、関心が高い様子がうかがえます。一方で、苦手な教科として最も多かったのは「算数・数学」で、特にこの教科に対して苦手意識を持つ子どもが多いことが明らかになりました。これに続く人気教科は、小学生では「図工・美術」、中学生では「音楽」となっています。

勉強でわからないことがあった場合はどうする?



勉強がわからない場合の対処法については、なんと64.5%の子どもたちが「自分で調べる」と回答しました。これは、彼らが積極的に問題解決を試みていることを示しています。そのほかにも「友だちに聞く」や「おうちの人に聞く」といった選択肢が上位に挙がっており、身近な存在に相談することが多いことが分かりました。

受験経験についての実態



受験に関しては、8割以上の小中学生が「受験をしたことがない」と回答しています。特に高校進学の際に初めて受験経験を持つ割合が高いようです。調査によると、西日本の地域において受験経験を有する子どもが多いことも確認されており、地域性が受験行動に影響を与えている可能性が考えられます。

受験の良かった点は?



受験経験者からは「高校受験をしなくていい」といった意見や「同じレベルの人と勉強できる」といった感想が寄せられました。自分たちが気の合う仲間と学び合える環境が、学習意欲を高めているとも考えられます。また、受験勉強を通じて自然に勉強の習慣が身についたと感じている学生も多いようです。

もしも学校に授業を追加できるなら



子どもたちが望む授業の内容について尋ねたところ、人気が高かったのが「eスポーツ・ゲーム」や「SNSの使い方」、さらにはアニメ・漫画に関する授業の導入をお願いする声もありました。特にSNSに関しては安全な使い方を学ぶことが重要との意見が目立っており、時代の流れを反映した興味が伺えます。

「ニフティキッズ」について



「ニフティキッズ」は、2002年に始まった子ども向けのサービスで、さまざまな学びの場を提供しています。インターネットを安全に楽しむために、子ども自身が相談に答えるシステムや、保護者向けに情報を提供するなど、幅広いサービスを展開しています。最近の調査からは、子どもたちが自分の好きな教科や学習方法、受験経験に対する考え方を知ることができ、今後の教育現場の参考になる貴重なデータが得られました。


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会社情報

会社名
ニフティ株式会社
住所
東京都新宿区北新宿2-21-1新宿フロントタワー
電話番号

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