「西大阪の新たな宿泊スポット「まちごとホテル」
大阪府の東大阪市、布施に位置する「SEKAI HOTEL Osaka Fuse」が、商店街全体を一つのホテルとして利用する新しい宿泊体験で注目を集めています。今回は、このユニークな宿泊施設が京都・東京での展示企画「NIPPONの47人 2026 CULTURAL STAY」に選出されたことを受けて、布施の魅力とその宿泊体験の内容を深掘りしていきます。
制作者の思いと「まちごとホテル」
SEKAI HOTELは、プロジェクトリーダーである矢野浩一氏が商店街の活性化を目指して2019年に設立した宿泊施設です。彼は「ただ泊まるだけではなく、地元の文化や日常を体験できるような宿泊を提供する」ことを理念に掲げており、そこから「まちごとホテル」というコンセプトが生まれました。布施という地域には、歴史が詰まった商店や飲食店、銭湯など、観光にはない魅力的な日常が息づいています。宿泊者は、これらを通じて地域と触れ合うことができるのです。
「まちごとホテル」の特徴
「まちごとホテル」としてのSEKAI HOTELの特徴は、空いている商店のスペースを宿泊室として用意し、地域の飲食店や銭湯を利用するスタイルです。たとえば、宿泊者は地元の飲食店で朝食を取り、昔ながらの銭湯で体を癒すことができます。また、日常的に使われている場所が宿の一部となっているため、観光地だけでは味わえない、布施の生活に溶け込んだような体験が可能です。実際、2025年には年間宿泊者数が10,080人に達し、地域の観光促進に寄与しています。
D&DEPARTMENTとのコラボレーション
今回の展示企画「NIPPONの47人 2026 CULTURAL STAY」は、D&DEPARTMENT PROJECT主催で、全国の47人の宿のオーナーが紹介されます。矢野氏は、大阪府を代表する宿のオーナーとして選ばれ、彼の取り組みや「まちごとホテル」の魅力を広く知らしめる良い機会となります。会場では、布施での宿泊体験を4コマ漫画として展示。さらに、矢野氏本人が語る音声ガイドも公開され、彼がどのように商店街と関わり、宿泊体験を形成してきたかを理解する手助けとなります。
布施の魅力を再発見する旅
布施は、観光地としてはあまり知られていないかもしれませんが、地域の人々の日常には魅力がたくさん詰まっています。地元の人と触れ合い、地域ならではの食材や文化にふれることで、旅行者は新たな発見を得ることができるでしょう。そして、この「まちごとホテル」がそんな経験を提供してくれるのです。東京ではこの展示を通じて布施の魅力を知り、実際に訪れてみるきっかけとなってくれたらと願っています。
展示概要
展示会の詳細として、開催は2026年9月18日から11月29日まで、場所は渋谷ヒカリエのd47 MUSEUMです。時間は12:00から20:00(最終入館19:30)とされており、さまざまな関連イベントも予定されています。これを機に、布施のまちにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
SEKAI HOTEL Osaka Fuseの運営会社
クジラ株式会社が運営しているSEKAI HOTEL Osaka Fuseは、地域とのつながりを重視した宿泊スタイルで強い支持を得ています。公式ウェブサイトでは、さらなる情報や予約も行っているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。D&DEPARTMENTとのタッグで、布施の魅力を全国に発信していくこのプロジェクトから目が離せません。