株式会社タカラレンタックスグループのD&I推進
大阪に本社を置く株式会社タカラレンタックスグループが、「D&Iアワード2022」において初めての推進企業として認定されました。この認定は、同グループが取り組んできた多様性と包括性(D&I)の推進活動が評価された結果です。実際、同社は2018年からLGBT当事者の採用を始め、多様性を大切にする社内文化の構築に注力してきました。
多様性を尊重した職場環境の実現
タカラレンタックスグループでは、LGBTフレンドリーの活動を中心に、年齢や性別、国籍、障がいの有無を問わず、多様性を認め合う社会の実現を目指しています。特に、社内にLGBTの社員を迎え入れたことをきっかけに、性自認に応じた労働環境の整備やハラスメント防止のための就業規則を追加しました。これにより、すべての社員が快適に働ける環境が整えられました。
また、同社は賃貸不動産事業においても「誰もが自分らしく暮らすためのお部屋探し」をテーマに、LGBTの当事者が相談しやすい窓口を開設しました。これは大阪府内の不動産会社では初の試みとのことです。
多様な取り組みで課題解決を目指す
タカラレンタックスグループは、LGBTの方々が直面する住まい探しの課題に対しても活発にアプローチしています。オンラインセミナーの開催やSNSを通じたアドバイスの提供など、さまざまな情報発信を行いながら、多様性を尊重する企業文化を育んでいます。
D&Iの推進による社員意識の変化
これらの取り組みにより、社員の間にも自然と多様性を認める意識が広がりつつあります。協調性や寛容さが向上し、業務のスピードや効率も改善されるなど、社内コミュニケーションも活発になっているようです。このように、D&Iの推進が業務運営に良い影響を与えていることが確認されています。
更なる推進に向けての約束
「D&Iアワード2022」では、タカラレンタックスグループが「スタンダード」ランクに認定されました。これは、企業が今後も多様性を重視し、お互いを尊重し合える社会の実現に向けた強いコミットメントを示すものです。今後も同グループは、社員がいきいきと能力を発揮できる環境の整備に力を入れ、D&Iの推進を継続していくことを約束しています。企業の公式ウェブページでは、さらに詳しい情報が掲載されています。
【参照】
株式会社タカラレンタックスグループ