HiKEIの革新
新たに登場したD2Cマテリアルブランド、『HiKEI(ハイケイ)』が注目を集めています。このブランドは、製品がどのように作られたのか、原料選びや生産過程に焦点を当て、できるだけ透明性の高い購入体験を提供することを目指しています。
HiKEIの挑戦
最近、持続可能な開発目標(SDGs)が大きなテーマとなっています。多くの企業が環境に配慮した製品を開発しようとしていますが、HiKEIは「サスティナブルではない」と明言しています。これは、環境負荷の少ない素材の使用やお直しサービスの提案に取り組みながらも、何が本当に正解なのかわからないからです。このような姿勢が、逆に消費者にとっての新たな選択肢を生み出すのかもしれません。
原料へのこだわり
HiKEIの第一弾製品として登場するのは、日本のオーガニックコットンの代表格、大正紡績の「アルティメイトピマコットン」と「KKビンテージ」という2種類の糸を使用した、縫い目のないシームレス半袖ニットです。この製品は、島精機製作所のホールガーメント技術を用いて立体的に編まれており、糸のロスも最小限に抑えた製造工程が特徴です。
アルティメイトピマコットン
この糸は従来のオーガニックコットンよりも繊維が長く、丈夫でありながら適度な光沢を持っています。また、ドライタッチな心地よさを提供しつつ、コンパクトヤーンという方法で仕上げられています。唯一農家の顔を見えるコットンともいわれ、その貴重さにも注目です。
KKビンテージ
こちらは超長綿を使用し、製造過程で出る落ち綿をリユースコットンとして混紡しています。この手法によって、独特な風合いと自然なムラ感が生み出され、実にユニークな一枚に仕上がっています。
カラーとサイズ展開
オフホワイトとブラックの2色、さらにS/M/L/XLの4サイズ展開で、各価格は15,000円(税別)です。これにより、様々な体型や好みに応じて選ぶことができるため、多くの方に親しまれる製品となることでしょう。
モデルと撮影
今回の製品のプロモーションにあたり、福岡のフォトグラファー「Devour films」に依頼してフィルムカメラで撮影を行いました。スケーターやロックバンドのボーカル、作家など、多方面で活躍する個性豊かなモデルが起用されています。これにより、より多様なライフスタイルを提唱するブランドの姿勢を反映させています。
HiKEIの未来
ハイケイとしては、今後、国内のホールガーメントを持つ工場との連携を強化し、生産から販売までのスピードを向上させることで、顧客に迅速なサービスを提供できるよう努めていく考えです。これからの成長が非常に楽しみなブランドです。
企業概要
このブランドの背後には、株式会社フリップザミントがあります。代表者の久川誠太朗氏を中心に、透明性のある製品作りを目指した明るい未来を描いています。詳細は公式サイト、
HiKEI公式オンラインストアをチェックしてみてください。これからの動向に要注目です!