未来を担う若者たちのための「NPOキャンパス2025」
特定非営利活動法人NPOサポートセンターが、若者のための新しいプログラム「10代と20代のためのNPOキャンパス2025」の受講生を募集中です。このキャンパスは、2025年9月から1年間にわたり、毎月第2土曜日の午後2時から開催され、教室またはオンライン形式で若者たちが社会貢献に向けた学びを深める内容となっています。
NPOキャンパスの概要
NPOキャンパスは、社会貢献に興味を持つ10代から20代の学生や社会人を対象としたプログラムです。受講生は、NPOのトップで活躍するゲスト講師から貴重な知見を得ることができます。特に、NPO運営の実際や社会課題解決に向けたキャリアについて学べるこの機会は、将来の社会との関わり方を見つけるための貴重なステップです。
受講対象者
- - 大学生、大学院生、短大生、高校生などの学生
- - 29歳以下の社会人(30歳以上はオンライン受講可能)
授業内容
プログラムの中では、まずゲスト講師が実際のNPO経営に関するトークセッションを行います。その後、受講生同士、また講師との対話を通じて、社会貢献への取り組み方について深めていきます。
受講方法
受講スタイルは、大きく分けて2つです。
- - 教室受講:東京都港区のNPOサポートセンターのオフィスでの対面授業
- - オンライン受講:生配信やオンデマンドでの視聴が可能
受講申し込みは、2025年8月31日(日)まで受け付けており、定員には制限があります。正規受講生の参加費は20,000円(税込)。また、教室聴講生としての参加も可能です。
過去の実績
NPOサポートセンターは、2021年からNPOキャンパスを運営し、これまでに500人以上の受講生が参加しています。また、高校生や大学生を対象とした講義では、社会課題に触れる貴重な機会を提供してきました。
例えば「NPOとNGOの違いや役割」、「企業と連携した新しい事業の例」、「資金調達に関する専門的な知識」など、多岐にわたるテーマが取り上げられてきました。これにより、若者は多様な視点から社会貢献へのアプローチを学ぶことができています。
世代交代の重要性
現在、日本のNPOは組織の高齢化が進んでおり、世代交代が喫緊の課題とされています。2023年の調査では、400以上のNPOが世代交代を想定しているものの、約半数が準備が整っていないという実態が浮き彫りになっています。NPOキャンパスは、これに応える形で若い人材の育成を目指しています。
開講記念イベント
2025年9月の開校に先立ち、2025年8月21日(木)には説明会も予定されています。このイベントでは、NPOや社会貢献についての基礎知識を得ることができ、参加者は気軽に質問することができます。
まとめ
「NPOキャンパス2025」は、若者が未来の可能性に挑戦し、社会と積極的に関わるきっかけを提供するプログラムです。関心のある方はぜひ、公式ウェブサイトを訪れてみてください。この取り組みが、多くの若者にとって新たな一歩となることを願っています。