イギリスの伝統を感じるラドリーの秋冬コレクション特集

イギリスの伝統を取り入れたラドリーの最新コレクション

2018年の秋冬コレクションは、イギリスの豊かなヘリテージに根ざしたデザインで、過去の貴族文化や上流社会のライフスタイルを反映しています。特に、英国郊外でのリラックスした休日や週末をテーマに、当時の贅沢さを現代のエリート層へと継承しています。かつて活況を呈していた大邸宅は、今では無邪気な記憶が残された空間となり、そこには寂しさと同時に魅力的な美しさが宿っています。

インスピレーションの源に迫る

今回のコレクションでは、1970年代の快楽主義からインスパイアを受けたデザインが特徴です。当時の華やかさを表すアイテムが再び脚光を浴びる日が来るのを待ち望んでいるかのようです。特に注目すべきは、残された宝物のようなレザー製品や、印象的なモチーフが施されたアイテムです。これらは、イギリスの大邸宅、ロングリート・ハウスに生息する野生動物からヒントを得たものです。

各コレクションの特徴

ワイルドライフ

コレクション名「ワイルドライフ」では、ラグジュアリーな豹柄やシマウマ柄が大胆に取り入れられています。また、サファリテイストのロングリートプリントと魅力的なクロコダイル型押しレザーも登場。このデザインは、躍動感を感じさせる美しさを持っています。

プレイフル（遊び心）

「Data Dog」や「Linear Flower」といった遊び心あふれるナイロンバッグは、旅行やバカンスにぴったりのアイテムです。これらのバッグは、機能性とデザインの両立を倫理的に実践する作品となっています。

アスレジャー

アスレジャーのトレンドを反映した新作も注目されます。モノトーンのバッグには、ストライプのウェビングストラップが施され、「Rose Castle」や「Hill House」と名付けられたコレクションは、現代的なスタイルに新たな解釈を加えています。

デザインディレクターの思い

デザインディレクターのナタリー・ボルトンは、今シーズンについて次のように語ります。「多機能なクロスボディバッグや新しいオープントップショルダーバッグなど、全てのアイテムが新鮮な印象を与えます。カラーパレットは、主にニュートラルなミンクカラーに、グリーンやレッドの差し色を散りばめています。」これにより、どのアイテムもコーディネートしやすくなっています。

ブランドの哲学を再確認

ラドリーは1998年にロンドンで創設され、現在では手の届くラグジュアリーブランドとして認識されています。クラフツマンシップと高品質なレザーを駆使して、クリエイティブなデザインを追求し続けます。

これからの季節にぴったりのラドリーの秋冬コレクションは、ぜひとも手に入れたいアイテムばかりです。イギリスの伝統美と現代的なデザインが融合したアイテムを手に入れ、特別な瞬間を演出してみてはいかがでしょうか。