タレントフォース代表細川、JSHRM執行役員に就任
タレントフォース株式会社の代表取締役である細川将氏が、日本人材マネジメント協会(JSHRM)の執行役員に就任することが決まりました。この協会は、日本における人的資本経営の発展を目指し、企業の人材マネジメントを支援する重要な役割を担っています。
JSHRMとは何か?
JSHRMは、世界90カ国以上に広がる世界人事協会連盟(WFPMA)の日本の代表組織であり、66万人以上の会員を有しています。特にアジア太平洋人材マネジメント連盟(APFHRM)としての活動も行い、人事業界の専門家やアカデミアと連携し、様々なコンファレンスやセミナーを開催しています。これにより、人材マネジメントの領域での知識や情報が共有され、業界全体の発展に寄与しています。
細川自身の背景
細川氏は、長年にわたり人材業界で活躍し、企業の人的資本経営へのシフトに寄与したいという思いから、この新たな挑戦を受け入れました。特に、多くの企業が直面している採用難という課題に対して、どのようにアプローチするかが今後の大きなテーマとなります。
新卒・キャリア採用研究会の設立
彼は、JSHRMの中で新しく立ち上げられる「新卒・キャリア採用研究会」に初代副統括として参加することになりました。この会では、人事領域の有識者を招き、定期的にセミナーや意見交換の場を提供する予定です。この活動を通じて、JSHRMの会員同士が人材戦略についてのアイデアを共有し、共に成長していくことを目指しています。
今後の取り組み
今後の具体的な活動プランとしては、数ヶ月ごとに人事専門の講師を招いたセミナーを開催する計画があります。これにより、最新の人事トレンドや戦略についての知識を深める機会を提供し、会員同士のネットワーク作りにも寄与します。また、他にも活性化のための様々な活動も検討中であり、今後の展開に期待が高まります。
タレントフォース株式会社について
タレントフォースは、2023年6月に設立された新興の人材紹介会社で、特に外資系・日系グローバル企業に特化したサービスを提供しています。この会社は、会社経営を通じて「TALENT FORCE」という概念を広めることを目指しており、個々の才能を発見し、それを支援することを重要視しています。
このように、細川氏の新しい役割は、日本の人材マネジメントの未来に新たな影響を与える可能性を秘めています。今後の活動に注目が集まる中、タレントフォース株式会社がどのような役割を果たすのか、そしてJSHRMがどのように進化していくのかが、この業界の発展に大きく寄与することでしょう。さらに、企業の人材戦略へのアプローチや人的資本経営のおけるトレンドがどのように変わっていくのか、その行方にも興味が尽きません。