和歌山大学ハイファイブチームの快挙
2024年10月5日、和歌山大学所属のハイファイブチームが「留学DIARY」でSカレ2023総合優勝を果たしました。この手帳は留学生に特化した商品で、実際の留学生活を支えるために設計されています。審査員には大学の教員と企業担当者が名を連ねており、その独自性と市場成果が高く評価されました。
デジタル世代に即したアイデア
伊藤手帳株式会社は、手帳の製造を70年以上手がけてきた老舗企業であり、オンラインカンファレンスで発表された「留学DIARY」は、留学前から手帳を活用することで、留学生が抱える不安やホームシックを軽減する狙いがあります。この手帳は、家族や友人とコミュニケーションを取るための道具としても機能し、留学中の体験や思い出を記録することができます。このアイデアは、学生たちによる実践的なマーケティングの成果の一環として生まれたものです。
チームの思い
ハイファイブチームのメンバーは、約1年半の努力の結果、総合優勝を達成し、多くの感謝の気持ちを表明しています。「留学DIARY」を通じて多くの素晴らしい出会いがあり、リアルなユーザーの声を反映させる過程で心温まる経験を得たと語っています。これにより、これからの商品展開に向けて希望を膨らませています。
商品化の決定
Sカレ2023の総合優勝戦では、最優秀賞だけでなく、準優勝や優秀賞などが設定されており、学生たちはその評価を受けて今後の展開に期待を寄せています。ハイファイブチームは伊藤手帳との連携を強化し、留学DIARYの営業活動も並行して進めていく方針です。その中で、実際に使用した方々からのフィードバックも受け取り、さらなる品質向上を目指しています。
留学DIARYの特徴
「留学DIARY」は、留学に携わる人々の声を集約して設計された、これまでにない手帳です。この手帳を利用することで、留学生はより充実した留学生活が送れると信じています。実際に手に取った方々からは高評価も得ており、今後、留学といえば『留学DIARY』の時代が来ることを期待しています。
販売情報
『留学DIARY』は、和歌山大学生協や伊藤手帳ECサイト「ユメキロック」などで購入可能です。今後は、留学エージェントとの新たな販路も開拓し、より多くの留学生に届くよう展開を進める予定です。
伊藤手帳の将来
伊藤手帳株式会社は、これからの展開に大いに期待しています。デジタル化が進む中で、手書きの温かみや個別性はますます重要視されています。今回のプロジェクトは、学生の実践を通じた学びの好例であり、これからも様々な商品開発に注力し、地域貢献にも努めていく所存です。