積水化学が祝うタイトな10年の成果
2025年11月21日、積水化学工業株式会社の子会社であるSEKISUI SPECIALTY CHEMICALS (THAILAND) CO., LTD.(SSCT)は、タイで新たな歴史の一ページを刻みました。この日は、工場が稼働してから10周年を迎える記念式典と、第2工場の竣工式が盛大に行われました。
式典は10月10日、タイ東南部のマプタプットにある工場で開催され、スタッフや関係者を含む138名が参加しました。参加者はバラモン式典での厳粛な雰囲気からスタートし、その後に行われた仏教式典で、過去10年間の成果に感謝の意を表しました。さらに、出席者たちは関係者の安全と健康、未来へのさらなる発展を祈念しました。
セレモニーの流れ
式典ではCPVCコンパウンド第2工場の竣工式が行われ、テープカットが行われました。この重要な瞬間は、SSCTの社長である中島利行氏と積水化学の関係者が見守る中で実施され、次のステップへと進む決意が感じられました。
式典の後には、パタヤのホテルに移動し、祝賀パーティが行われました。中島社長は式次第の冒頭で、「この10年間を無事に迎えられたのは、支えてくれたすべての皆様のおかげです」と心から感謝の言葉を述べました。続いて、SSCTの団結力を強調し、これからも成長を遂げることを約束しました。
祝賀のひととき
祝賀会では、10年間にわたる勤続を祝うための表彰が行われ、タイの伝統的なパフォーマンスも披露されて、非常に盛り上がる場となりました。参加したOB・OGたちも久々の再会を楽しんでおり、和やかな社風を改めて実感する機会となりました。
SSCTは、中島社長の「Strong Unite(強固な団結力)」の方針のもと、社員一同の一体感を大切にしながら、2024年1月に新工場の本格稼働を目指しています。やがて、CPVCコンパウンドやPVA・PVB樹脂の販売を通じて、世界のインフラにさらなる貢献を果たしていくことでしょう。
SSCTは今後を見据える
SSCTは、2013年に設立となり、2015年には工場の本格稼働を開始しました。今回の10周年と新工場の竣工は、同社の成長を象徴する出来事であり、今後ますますの発展が期待されます。これからも環境に配慮した化学製品の開発と提供を続け、世界中のニーズに応えていくことが求められます。
最後に、参加者が示した団結の力は、SSCTの未来にとって大きな資産となることでしょう。10年間の成果と次なる挑戦に向け、SSCTはさらなる高みを目指して歩み続けます。