カナダ進出の阪急阪神
2025-01-09 15:54:56

阪急阪神不動産、初のカナダ進出で住宅分譲事業を展開

阪急阪神不動産が挑むカナダ市場進出



阪急阪神不動産株式会社がこの度、初めてカナダ市場への進出を発表しました。これは同社の国際戦略の一環であり、現地法人を設立することで、地域に密着したマンション分譲事業『Claystone(クレイストーン)プロジェクト』に参画することを意味します。手掛けるプロジェクトはトロント郊外のオークビル市に位置し、157戸の住居が計画されています。

更なる展開への期待



阪急阪神不動産は、カナダへの進出に伴い、現地法人であるHankyu Hanshin Properties Canada Corp.を設立しました。この新しい法人は、カナダにおける不動産事業を幅広く展開し、現地でのプロジェクト進行や市場調査、新たなビジネスパートナーの探索を行います。特に、オークビル市は商業施設や教育施設が近隣に多くあり、生活の利便性が高いため、住宅需要が見込まれます。

Claystoneプロジェクトの詳細



このプロジェクトは地上7階建てのマンションで、2028年の竣工を予定しています。敷地面積は約3,800平方メートルで、カナダの不動産デベロッパーであるグレイウッド・デベロップメンツと共同で進められます。また、周囲には美しい自然が広がっており、これにより居住環境の魅力が一層引き立てられています。プロジェクトを通じて、阪急阪神不動産は海外における住宅分譲事業の総数を7か国に拡大し、今後の成長が期待されます。

海外事業の強化



阪急阪神不動産は、ASEAN諸国などを中心に不動産事業の強化を図っています。このような国際的な展開は、同社の事業基盤をより広げる重要な取り組みです。これまでに60プロジェクト、約67,270戸の住宅分譲事業を進めており、グローバルな競争力を高めています。

オークビル市の魅力



カナダのオークビル市は都心から約40kmの距離にあり、魅力的な住環境を提供しています。商業施設や教育機関が多数存在し、家族での居住にも適した場所です。また、近くにはオンタリオ湖と多数の公園が点在しており、アウトドア好きにはたまらない環境です。こうした要素がお客様の住宅購入の動機となるでしょう。

未来へのビジョン



阪急阪神不動産のCEOである福井康樹氏は、今後の国際展開に対する大きな期待を抱いています。「カナダ進出は新たな挑戦であり、当社の国際的なプレゼンスを高める重要なステップです。これを足がかりにさらに多様なプロジェクトを推進していきたい」と語りました。

今後のProject Claystoneの進捗と、阪急阪神不動産がカナダ市場でどのような影響を与えるのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
阪急阪神不動産株式会社
住所
大阪府大阪市北区芝田一丁目1番4号阪急ターミナルビル内
電話番号

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