東京エコビルダーズアワードがスタート!環境性能の高い建築物の普及促進を目指す

東京都は、2025年度からの建築物環境報告書制度の開始に先立ち、環境性能の高い建築物の普及を促進するため、意欲的な事業者を表彰する「東京エコビルダーズアワード」の募集を開始しました。

このアワードは、東京都内で建築確認済証が交付された中小規模の新築建物(延床面積2,000平方メートル未満)を供給する事業者を対象としています。

応募期間は、2024年6月19日から8月30日まで。応募予定書を提出することで、審査の対象となります。本応募は、2024年10月1日から10月31日までの期間で行われます。

表彰されるのは、以下の3つの部門です。

ソーラーチャレンジ賞: 前年度と比較して、再生可能エネルギー設備設置量が一定水準以上増加した事業者
ハイスタンダード賞: 新制度で定められた断熱・省エネ、再生可能エネルギー設置基準を先行して達成した事業者
* リーディングカンパニー賞: 環境性能の高い住宅等の普及に向けて、より先進的な取り組みを実施した事業者

受賞企業には、東京都の報道発表資料で公表されるほか、全国紙への掲載も予定されています。特に、リーディングカンパニー賞受賞企業には、東京都知事から賞状が贈呈され、受賞イベントで自社の取り組みをPRする機会が与えられます。表彰式は、会場とオンラインのハイブリッド形式で開催され、当日の様子はアーカイブでも配信される予定です。

さらに、受賞企業は、受賞部門のロゴマークを使用してパンフレットやホームページで自社のPRを行うことができます。

このアワードは、東京都が推進する「未来の東京」戦略の一環として実施されます。環境性能の高い建築物の普及を促進することで、地球温暖化対策に貢献し、持続可能な都市づくりを目指しています。
東京エコビルダーズアワードは、環境性能の高い建築物の普及促進を目的とした、東京都が主催する新しい取り組みです。中小規模の新築建物の供給事業者を対象とすることで、より幅広い事業者が環境性能向上に取り組むことを促しています。

特に注目すべきは、ソーラーチャレンジ賞とハイスタンダード賞です。ソーラーチャレンジ賞は、再生可能エネルギー設備設置量を前年度から増加させた事業者を表彰することで、積極的に太陽光パネルなどの導入を促進することを目指しています。ハイスタンダード賞は、新制度で定められた基準を先行して達成した事業者を表彰することで、環境性能の高い建築物を積極的に提供する企業を評価します。

リーディングカンパニー賞は、環境性能の高い住宅等の普及に向け、より先進的な取り組みを実施した事業者を表彰することで、業界全体のレベルアップを図ります。受賞企業には、東京都からの様々なサポートが提供されるため、積極的な取り組みをさらに促進することができます。

このアワードを通じて、東京都は、環境性能の高い建築物を普及させ、持続可能な都市づくりを実現するための取り組みを加速させていくものと考えられます。

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