キンドリルとDatadogが掲げる新たなパートナーシップ
キンドリルがDatadog社の「Gold Tier Partner」認定を受けたことを発表しました。この認定は、キンドリルの豊富な経験とDatadogの技術力の組み合わせがもたらす、システム運用の品質向上に期待が寄せられています。
ハイブリッドクラウドへの取り組み
キンドリルは、30年以上にわたりミッションクリティカルなシステムを支えてきた実績があります。この経験を基に、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドの運用に関するスキルが強みとなっています。特に現代のビジネス環境において、企業は柔軟なITインフラを求めています。そこで、キンドリルはDatadogと連携し、最新の監視技術を活用することで、より効率的なシステム運用を提供しようとしています。
Datadog社とのメッセージ
Datadog Japan合同会社の社長であり、日本担当ゼネラルマネージャーの正井拓己氏は、キンドリルとのパートナーシップに強い期待を寄せています。彼は「キンドリルジャパン様にとって、このGold Tier Partner認定が当社との円滑かつ積極的なパートナーシップの象徴であることを誇りに思います」と述べ、その信頼関係が市場においてどのように展開されるかに注目を集めています。
統合監視の新たな可能性
今回のパートナーシップにより、キンドリルはDatadogの統合監視運用業務を活用することで、従来のシステム運用の枠を超えた新しい価値を顧客に提供する道が開かれます。これにより、顧客は基幹システムの変革を促進し、必要な情報をリアルタイムで把握できる環境が整います。システムの安定性やパフォーマンスも向上し、ダウンタイムの可能性を減少させることが期待されます。
これからの展望
キンドリルとしては、Datadogの資格を有する人材を増やし、さらに技術力の強化を図る方針です。また、両社の協力を通じて市場を拡大し、日本の顧客により魅力的なサービスを提供することを目指しています。インフラの管理が複雑化する中、キンドリルとDatadogは、企業の要求に的確に応えるための鍵となる存在として、さらなる進化を遂げるでしょう。
キンドリルの背景
キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)は、60か国以上にわたる数千社の企業にITインフラストラクチャーサービスを提供している、世界最大級のプロバイダーです。企業の日常業務の不可欠な要素であるミッションクリティカルな情報システムを設計し、構築し、管理する業務を展開しています。この新たな取り組みが、どのように業界に影響を及ぼすか、今後の動向に注目が集まっています。
詳しくは、
キンドリル公式サイトをご覧ください。
日本市場において、キンドリルとDatadogの共同戦略がどのように実を結ぶのか、多くの関係者が期待しているところです。