羽曳野市役所で木製はにわとヤマトタケル特別展開催!
大阪府羽曳野市役所では、令和4年に発掘された日本最大級の木製はにわ「石見型木製はにわ」の実物大写真展示と、白鳥伝説で知られるヤマトタケルをテーマにした特別展が同時開催されています。
圧巻のスケール!日本最大級の木製はにわ
今回展示されている「石見型木製はにわ」は、大阪府内初の発見となる貴重な出土品。その大きさは日本最大級を誇り、その迫力ある姿を間近で感じられる貴重な機会となっています。実物大の写真展示を通して、古代の技術や文化の一端を垣間見ることができます。
白鳥伝説の主人公、ヤマトタケルに迫る特別展
羽曳野市の名前の由来にもなっている白鳥伝説。その主人公であるヤマトタケルとその生涯、そして白鳥三陵として知られる古市古墳群の歴史的意義を紹介する特別展「白鳥になったヤマトタケルとそのお墓」も同時開催中です。江戸時代の白鳥陵とされた峯ヶ塚古墳の調査成果なども展示され、歴史好きにはたまらない内容となっています。
未来へつなぐ!木製はにわ保存のためのクラウドファンディング
この貴重な「石見型木製はにわ」を未来へ残すため、羽曳野市ではクラウドファンディングを実施しています。ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を通じて寄付を受け付けており、目標金額は326万円。目標金額に満たない場合でも保存処理は行われますが、目標金額を上回った場合は、2024年度以降の保存処理費用に充当されます。
洗浄や3Dデータ計測といった保存前処理、そしてトレハロース含浸による保存処理など、専門的な技術を用いた保存作業が行われます。この貴重な考古資料を後世に残すため、皆様のご支援が不可欠です。
特別展「白鳥になったヤマトタケルとそのお墓」概要
開館時間: 午前9時~午後5時(土日も開館)
休館日: 祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料: 無料
場所: ギャラリーはびきの(羽曳野市役所議会棟下、公共施設循環福祉バス乗り場向かい)
クラウドファンディング概要
プロジェクト名: 1500年の時を経て姿を現した「木製はにわ」を後世に伝えたい
受付サイト: ふるさとチョイス(ガバメントクラウドファンディング)
目標金額: 3,260,000円
募集期間: 令和5年10月2日~12月31日
この機会に、古代の歴史と文化に触れ、貴重な考古資料の保存に貢献してみてはいかがでしょうか。
関連サイト
羽曳野市ウェブサイト: https://www.city.habikino.lg.jp/soshiki/shougaigakushu/bunka-sekai/sekaiisan/torikukmi/14792.html
ふるさとチョイスクラウドファンディングページ:
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2477?utm_source=mqrcode&utm_medium=PR&utm_campaign=202311