慢性的な肩こりと腰痛、特に女性に多い市販薬の利用実態とは？

肩こり・腰痛の実態と市販薬の利用状況

近年、肩こりや腰痛がもたらす生活への影響が注目されています。マイボイスコムが実施したインターネット調査によると、実に約75％の人が肩こりまたは腰痛を経験していることが明らかとなりました。慢性的な症状に悩む人も少なくなく、特に40代から50代の女性にその傾向が顕著です。

調査の概要

この調査は、2025年8月1日から7日までの期間に実施され、11,433名の回答が得られました。調査の主な目的は、肩こりや腰痛の状態、対処法、そして市販薬利用の実態を探ることです。

肩こり・腰痛の状況

結果によると、慢性的に肩こりや腰痛を抱える人は32.3％に達し、特に女性にその割合が高く見られました。具体的には、肩こりを感じる人は36.8％、腰痛を感じる人は26.5％に上ります。また、肩こりと腰痛の両方を感じる人は35.7％にも及びます。

市販薬の利利用状況

肩こりや腰痛を抱える人々の中で、対処法として市販薬を利用する人は5割以上にのぼります。特に湿布薬の利用が32.6％、塗り薬が23.2％と高い数字を記録しています。

市販薬を利用する理由として、最も重視されているのは「効能・効果」で、63.7％の人がこれを挙げています。その次に「価格」が31.9％、さらに「使いやすさ」や「即効性」、「成分」がそれぞれ約20％の支持を得ています。