TechHouse.Worksが新たにリニューアルした支援プログラムでスタートアップの挑戦をサポート
TechHouse.Works株式会社は、2025年11月14日より、スタートアップが直面する課題を一緒に乗り越える新しいプログラム「Boot Up! Program」をリニューアルして提供開始しました。
このプログラムは、スタートアップの成長に必要な経営リソースを、必要なタイミングで、必要な量だけ提供する実行型の共創支援サービスです。単なるコンサルティングにとどまらず、経営者マインドを持った人材による実働チームが戦略の立案から実行までを担う独自のモデルを採用し、スタートアップの「実行力不足」を根本から解消します。
創業期のスタートアップが直面する構造的課題
現在、シード期からアーリー期のスタートアップは、成長のキャズムを越えることが難しく、失速してしまうという課題があります。日本国内では、シード期に資金調達を行った企業のうち、シリーズAまで進めるのはわずか7%というデータもあり、この状況はアメリカでも同様です。
米国では、シードからシリーズAに進む割合が年々減少しており、特に2022年には15.4%にまで急落しています。こうした厳しい環境の中で、スタートアップは限られたリソースで成果を出す「実行力」を求められています。
スタートアップ成長を妨げる「3つの壁」
1.
経営人材の欠如
ビジネスリーダーや意思決定層が不足し、事業が前に進まない。特にCFOやCMOなどの戦略的な役割を持つ人材がフルタイムで採用できず、資金調達や戦略立案が後手に回る。
2.
顧客との接点が持てない
仮説検証の精度が低く、ユーザーの真のニーズに応えられず、製品が市場で評価されない。定量データ頼りではなく、顧客の本音まで探る必要があるが、これがなかなか実現できていない。
3.
チーム内のコミュニケーション不全
組織内の協力が不足し、実行力が分散してしまう状態。外部のプロを招いても、創業メンバーと外部人材の間に思考や言語の違いがあるため、議論がかみ合わず実行スピードが落ちる。
「Boot Up! Program」での新たな支援
「Boot Up! Program」は、これらの壁を同時に突破するための共創支援プログラムです。このプログラムでは、役割やプロジェクトに応じて外部のCxO(経営層人材)を組み込み、スタートアップが必要とするすべての経営リソースを提供します。
特に特徴的なのは、最大500万円のマイクロ出資を行いながら、リスクを共有する点です。出資を通じて共創を実現し、単なる支援者に留まらず、パートナーとして伴走します。また、3ヶ月の伴走トライアルを設け、事業の課題を明確に特定した後、適切なFractional CxOをオンデマンドでアサインします。
このプログラムの強みは、「動くチーム」を構成し、経営支援からUX設計、マーケティングまでを一貫して内製で対応できることです。助けを求めるだけでなく、実際に手を動かし成果を出すという点で、スタートアップにとって非常に価値のある提案と言えます。
結論
TechHouse.Worksは、「Boot Up! Program」を通じて、スタートアップがシード期の混沌を脱し、次のステップへ進むための支援を提供します。「挑戦者の可能性を最大限に発揮できる世の中に」というビジョンのもと、引き続きスタートアップエコシステムの成長に貢献していきます。
TechHouse.Works Official Siteを訪れて、詳細情報やお問い合わせをお待ちしております。