シルヴァン・ジングのブギウギピアノが東京に登場
スイスのルガーノ出身のシルヴァン・ジングは、国際的に高く評価されているブギウギ及びブルースのピアニストです。彼は母親のピアノで幼少期から即興演奏を始め、その才能は早くから開花しました。2025年5月3日に東京オペラシティ リサイタルホールにて待望のコンサートを開催することが決まっており、ジャズファンからの期待が高まっています。
コンサートの概要
シルヴァン・ジングが東京で自身のレパートリーを披露するコンサート『ブギウギ・ブルース・ジャズピアノ』は、2025年のゴールデンウィークに開催されます。会場は東京オペラシティ リサイタルホールで、開場18:30、開演19:00の予定です。チケットは全席自由で4,000円(税込)というリーズナブルな価格です。
シルヴァン・ジングの音楽キャリア
シルヴァンの音楽キャリアは18歳の時、アメリカのチャールストンで行われた『マスターズ・オブ・ブギウギ・ナイト』に招待されたことから始まりました。以降、彼はヨーロッパや南米、北中米、アジア、アフリカの50か国以上で演奏しており、B.B.キング、カルロス・サンタナ、チャック・ベリーといった伝説的なミュージシャンとも共演しています。特に、チャック・ベリーは彼の演奏を称賛し、「シルヴァンはセントルイス出身のようにピアノを弾く」と述べています。
B.B.キングは2011年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの演奏後、シルヴァンに対しても心からの賛辞を送りました。シルヴァンは2015年に行われたB.B.キングの葬儀に参加する機会を得た唯一のヨーロッパ人で、これは彼にとって特別な思い出となりました。また、音楽界の巨匠クィンシー・ジョーンズからも「君はピアノの怪物だ!」と称賛されています。
コンサートの演奏予定曲
コンサートでは、シルヴァン・ジング自身のオリジナル曲やクラシックのアレンジが披露されます。演奏予定曲の一部を紹介します。
- - ユーモレスク(ドボルザーク/編曲シルヴァン・ジング)
- - ナットロッカ―(チャイコフスキー/Fowley)
- - ホンキ―トンクトレインブルース(M.L.レービス)
- - ダンチンザブギ(シルヴァン・ジング)
- - レディービーグッド(ガーシュイン/編曲シルヴァン・ジング)
これらの曲はシルヴァンのパフォーマンスによって新たな命を吹き込まれることでしょう。
シルヴァン・ジング・ファンクラブ
シルヴァン・ジング・ファンクラブは、彼の日本での公演を熱望するファンによって立ち上げられました。これまで日本ではなかなか彼の演奏を観る機会がなかったため、このコンサートが実現することは大きな喜びです。この素晴らしいピアニストを皆で応援し、彼の音楽に触れるチャンスを大切にしましょう。
まとめ
シルヴァン・ジングの待望の来日公演は、ジャズファンはもちろん、多くの音楽愛好者にとって特別なイベントとなることでしょう。彼の音楽を通じて、ブギウギやブルースの魅力を体感してみてください。チケットはカンフェティにて販売中ですので、お早めにゲットしてこの貴重な機会に参加しましょう。