2026年開幕の3x3プロバスケットボールリーグ『RBL』
2026年から新たに始まる3x3プロバスケットボールリーグ『ロイヤル・バスケットボール・リーグ(RBL)』が、日本において注目を集めています。このリーグを運営するのは、株式会社UNIVA RBLで、代表取締役のRohit Bakshi氏がコミッショナーを務めています。
3x3スポーツの現状と発展
3x3バスケットボールは、特に近年その人気が急激に高まっています。その背景には、2000年代後半に国際バスケットボール連盟(FIBA)が新たな形で普及を促進したことがあります。2017年にはオリンピックの正式種目として採用され、2020年東京オリンピックでその魅力が世界に広まりました。
RBLは、この新しい形態のバスケットボールを通じて、日本国内における事業の拡大だけではなく、地域の活性化や競技者の雇用創出を目指しています。特にRohit Bakshi氏はインドやタイ、クロアチアでの経験を生かして、このリーグを成功に導くための準備を進めています。
名古屋でのプレオープニングラウンド「NAGOYA LITE QUEST」
RBLのプレオープニングイベント「NAGOYA LITE QUEST」は、2025年9月20日(土)・21日(日)に名古屋城二之丸広場で開催される予定です。入場は無料で、観客は試合を間近で楽しむことができます。名古屋はRohit Bakshi氏の出身地でもあり、特別な思い入れがあることから、この地での開催が決まりました。
名古屋市の広沢一郎市長を表敬訪問し、リーグの趣旨や大会の意義について直接説明を行ったRohit氏は、自らも名古屋のスポーツシーンを盛り上げる存在になりたいと語りました。市長も「名古屋がこのリーグの初開催地として選ばれたことに感謝し、成功を祈っています」と激励の言葉を寄せました。
新たな盛り上がりに期待
名古屋城は多くの観光客が集まるスポットであり、3x3プロバスケットボールの開催が地域活性化につながると期待されています。この屋外で行われるイベントは、単なるスポーツ観戦だけではなく、人々に新たな体験を提供します。アーバンスポーツが持つ魅力や競技の面白さを、多くの人々に届ける機会になることでしょう。
2026年の本リーグ開幕に向け、名古屋をはじめとする地域全体が、RBLを通じて一つになって盛り上がる姿が待ち望まれています。各都市の代表チームが集結し、図らずも互いに競い合いながら成長していく様子が楽しみです。
今後の展望
次世代のアスリートたちを育成するため、RBLは地域のバスケットボールコミュニティとの連携も強化し、トレーニングやイベントを通じて人材育成にも力を入れていく方針です。観客だけでなく、参加者にとってもリッチな経験を提供することが、今後の課題であり目標となります。
名古屋でのプレオープニングラウンドが成功を収めれば、それは日本全国の3x3文化を育てる第一歩となり、最終的にはオリンピックを見据えた強豪国として成長することが期待されます。さらに詳細な情報は、公式サイトで随時更新されるので、興味のある方はチェックしてみてください。
公式サイト:
RBL公式サイト