エモテット対策始動
2020-12-08 13:00:02
エモテットアクション始動!Cyber Security総研とSentinelOneの連携
エモテットアクションとその重要性
サイバーセキュリティ総研が新たに発表した「エモテットアクション」は、マルウェア「Emotet」やその亜種「IceID/IcedID」などの脅威に立ち向かうための本格的な取り組みです。このアクションには、セキュリティ企業のSentinelOneも協賛しており、企業間の連携を強化し、ウィルスの感染拡大を防ぐための活動を行います。
エモテットアクションとは?
「エモテットアクション」は、企業が互いに協力し合うことで、マルウェア感染のリスクを軽減し、万が一感染した際には迅速に警告し合える体制を作ることを目指しています。具体的には、エモテット感染の予防策を講じるための啓発ポスターや、無料で使用できる「エモテットバスター」という対策ソフトの配布ながら、企業全体に感染リスクの軽減をはかります。
この取り組みは、特に感染した企業が隠れたままでいると、取引先などへの二次感染のリスクを高めるため、自らの感染を迅速に報告することの重要性も訴えています。
Emotetの特徴について
「Emotet」は非常に厄介なマルウェアで、感染するとメール履歴やアドレス帳から情報を抜き取ることが特徴です。これにより、自社の従業員を装ったフィッシングメールを取引先等に送信しやすくなります。このため、一般の人々は通常のウィルスメールよりも気軽に開封してしまう傾向があり、感染の拡大に拍車をかけてしまいます。
エモテットバスターの役割
「エモテットバスター」は、サイバーセキュリティ総研が開発した無料のウィルス対策ソフトです。特にEmotetは、Officeのマクロ機能を感染経路として活用するため、このソフトを使用することで、WordやExcel、PowerPointのマクロを無効にし、感染の予防を図ります。万が一、感染ファイルを誤って開いてしまった場合でも、これによって感染を防ぐことが可能です。
啓発ポスターの重要性
さらに、エモテットアクションでは、エモテットの手口について普及啓発するポスターも作成されています。参加企業がこのポスターを配布することで、周囲への注意喚起を促し、エモテットの感染による被害を未然に防ぐことが期待されます。
エモテットアクションへの参加方法
「エモテットアクション」への参加は原則無料で、まずは公式サイトからパートナー登録を行うだけで始められます。登録を済ませることで、印刷用のポスターデータや、再配布用のエモテットバスターが提供され、実際に身近な企業に対して啓発活動を行うことができます。
この活動に参加することで、より多くの企業が感染リスクを低減し、安心してビジネスを行える環境づくりに貢献できるのです。
SentinelOneとサイバーセキュリティ総研
サイバーセキュリティ総研は、株式会社TTMによって運営されており、日本のサイバーセキュリティ水準を向上させるために多様な情報提供と対策を展開しています。SentinelOneは、そのAI技術を用いた一貫した防御体制を特徴とし、エンドポイントからクラウドワークロード、IoTデバイスまで横断的に攻撃からの防御を行っています。
公式サイトで最新情報を確認し、エモテットアクションに参加して、企業間の協力を広げることが、今の時代において重要となっています。
会社情報
- 会社名
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株式会社TTM
- 住所
- 大阪府大阪市中央区淡路町1-6-9 堺筋サテライトビル8F
- 電話番号
-
06-7777-2398