空調環境を新たに変える「ラクレックス®」の登場
フジモリ産業株式会社が手掛けた新製品『ラクレックス®』は、抗菌・防カビ・抗ウイルス性能を兼ね備えた保温付フレキシブルダクトです。これにより、医療機関や宿泊施設など、室内空気質が非常に重要視される建築物における衛生環境の向上を図っています。
「ラクレックス®」の開発背景
近年、国内外を問わず、建築物における室内空気の質は大きな関心を集めています。空調ダクトには、使用を重ねるほど細菌やカビが増殖し、その結果、室内環境や健康に悪影響を与える可能性が指摘されてきました。このため、従来の保温付フレキシブルダクトでは長期使用によって生じる微生物の問題や、メンテナンス負担が課題になっていました。
フジモリ産業と竹中工務店の共同開発による『ラクレックス®』は、こうした問題を解決するために開発された製品です。特殊抗菌繊維を使用したこのダクトは、抗菌性能を内包しており、長期間にわたりその効果を維持します。この繊維は、銅ゼオライトを高密度に結晶化しており、それを抗菌不織布としてダクトの内面に採用しています。
また、グラスウール断熱材を組み合わせることで、施工性、消音性、保温性も抜群の性能を発揮します。さらには、この製品は不燃材料としての認定も受けており、安全性も兼ね備えています。
高い抗菌性能
空気の流れが少ない環境やダクト内の空気が停滞している夜間時でも、抗菌性能を保つことが『ラクレックス®』の大きな特徴の一つです。これにより、さらに高いレベルの空気品質が求められる建築物への提案が可能となっています。抗菌不織布の基本性能は、さまざまな試験で確認されており、特にJIS L 1902やISO 21702に基づく抗ウイルス性能試験においても有効性が証明されています。
ただし、『ラクレックス®』がすべての微生物に対して効果を持つわけではなく、病気の治癒や感染の予防を保証するものではありません。
今後の展開
フジモリ産業株式会社は、『ラクレックス®』の普及を目指し、医療・福祉施設、宿泊施設、生産施設、住宅など、様々な分野での導入を進めています。年間の販売目標としては、ダクト面積で1万㎡を見込んでいます。
この新製品は、今後、ますます重要視される衛生的な空気環境の確保に寄与することでしょう。利用者の健康と快適な空間作りに貢献することが期待されています。
さらに詳しい情報やお問い合わせは、フジモリ産業株式会社の公式ウェブサイトまたは担当者までご連絡ください。
会社概要
フジモリ産業は、建築・土木工事用資材の製造および販売を行う企業であり、長い歴史を有しています。東京新宿に本社を構え、全国に広がるネットワークで高品質な製品を提供しています。公式サイトでは、その他の製品情報や新しい取り組みについても随時更新されています。