テレワーク時の業務時間外連絡に関する研究結果
株式会社LASSICが運営する「テレワーク・リモートワーク総合研究所」は、テレワークやリモートワークを経験した1,000名のワーキングパーソンを対象に、「テレワーク中の業務時間外連絡に関する調査」を実施しました。本記事ではこの調査結果について詳しく解説します。
調査概要
調査は2023年5月27日から6月2日まで行われ、20歳から65歳までの男女が対象です。最も注目すべきは、業務時間外に上司やチームから連絡が来た際の対応方法です。最も多かった回答は「内容を確認し、状況に応じて時間外でも返信する」というもので、全体の37.7%を占めました。
年代別の傾向
年代によって対応に大きな差が見られます。具体的には、20代では28.7%が「状況に応じて返信する」と回答するのに対し、40代では41.4%が同様の意見を持っており、年代による12.7ポイントの差がありました。この結果から、年齢が上がるにつれて業務に対する取り組み方が変化していることが伺えます。
また、別の回答として「通知は受信するが、原則翌営業日まで対応しない」という選択肢には、30代が最も多く21.7%が該当しました。さらに、「通知をオフにし、緊急時を除き一切確認しない」という選択肢は、20代で17.7%で最も高かったです。
出社形態による影響
出社スタイルによる影響も少なからず見られました。「業務時間外に業務連絡が来ない仕組みになっている」という回答は、フル出社で13.5%、ハイブリッド勤務が4.6%という結果に。ここでも働き方によって受け取る連絡の形態が変わることが示されています。
特にフルリモート勤務の人々は「状況に応じて返信する」割合が40.3%と最も高く、ハイブリッド勤務が38.4%、フル出社が35.9%となっており、勤務形態によって意識の違いが出ていることが明らかになりました。
男女差の微細な違い
男女別で見ると、「内容を確認し、状況に応じて時間外でも返信する」という割合は、男性が37.9%、女性が37.4%とほぼ同じであり、目立った差は見られませんでした。ただし、「通知をオフにし、緊急時を除き一切確認しない」とリン現状では、女性が15.7%と男性の11.9%を上回る結果となっており、女性におけるこの選択肢の選好が少し目立っています。
まとめ
この調査結果を通じて、テレワーク中の業務時間外連絡に対する人々の様々なリアクションが浮き彫りになりました。特に、年代や出社形態に応じて異なる傾向が見られ、これによって企業は働きやすい環境を整えるためのヒントを得ることができるでしょう。今後もこのような調査が進むことで、より多様な働き方が促進されることに期待が持たれます。