がん研究支援
2026-03-12 12:22:01

がん研究を支える新たな一歩、日本フィランソロピック財団の助成式

日本フィランソロピック財団、若手研究者たちへの助成金贈呈式



2026年1月30日、東京都心のホテルにて、日本フィランソロピック財団が主催する第2回「がん研究フロンティア基金」の助成金贈呈式が実施されました。今回の贈呈により、11名の若手研究者がそれぞれ新たな基礎研究に対する助成金を受ける機会を得ました。

がんを治すために立ち上がった基金



この「がん研究フロンティア基金」は、ひとりの篤志家が持つ「がんを治したい」という強い思いから設立されました。がんの新しい予防法や診断技術、治療法を開発するために、若手研究者への資金支援を行っています。助成は、医師や医学研究者、生命科学の専門家らで構成される選考委員会によって、厳選された11の研究課題に対して行われました。助成期間は2025年10月から2027年9月までの2年間で、総額合同113,230,808円が支給されます。

主催者の思い



贈呈式の冒頭では、財団の代表理事である岸本和久氏が挨拶し、「今回助成された皆さんは非常に狭き門を突破した方々です。この助成が将来の研究の礎となりますよう心から祈っています」と語りました。岸本氏は、若手研究者の成長と将来的な医療への貢献を期待しています。

研究の重要性を訴える来賓



国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の理事長であり、本基金のアドバイザリー・ボードの副委員長でもある中釜斉氏は、「基礎研究こそが未来をつくる源泉であり、多様な分野の研究が必要です。勇気をもって新たな挑戦を続けて欲しい」と助成課題の重要性を強調しました。

若手研究者たちの発表



贈呈証を受け取った11名の研究者たちは、それぞれが選ばれた研究課題について発表を行いました。以下は参加者リストと課題名です。

  • - 家里明日美氏(がん研究会):「乳癌リンパ管侵襲の病態理解に基づく新規治療戦略」
  • - 大原悠紀氏(名古屋大学):「膵管腺癌におけるがん―間質相互作用の包括的解析」
  • - 神谷知憲氏(大阪公立大学):「MASLD関連肝細胞癌における新たなT細胞機能の解明」
  • - 熊谷尚悟氏(がん研究会):「神経内分泌がんにおけるT細胞誘導療法抵抗性の解明」
  • - 栗本遼太氏(千葉大学):「mRNA修飾に基づくがん治療技術の開発」
  • - 近藤泰介氏(慶應義塾大学):「代謝ストレスによる翻訳制御機構の解明」
  • - 田中愛氏(信州大学):「リバースOnco-Cardiologyによるがん転移制御戦略の確立」
  • - 中山淳氏(大阪国際がんセンター):「がん休眠シグナルの包括的理解」
  • - 野村アニラ氏(理化学研究所):「疲弊耐性型CAR-T細胞療法の開発」
  • - 松本知訓氏(大阪大学):「がんの芽を摘む先制医療の開発」
  • - 村居和寿氏(金沢大学):「免疫非応答性がんの革新的治療戦略」

それぞれの研究者は、助成に対する感謝の気持ちを述べ、研究の重要性を強調しました。また、彼らの研究が将来的にがん医療の発展に寄与することを強く願っていることが伺えました。

未来へ向かって



贈呈式後に行われた情報交換会では、参加者間での熱い議論が展開されました。世代や専門分野を超えた交流は、新たなアイデアの創出に繋がったことでしょう。この助成金が、若手研究者たちの未来の研究活動において実りある成果を生むことを期待しています。日本フィランソロピック財団は、今後も彼らの成長を支援し、がん医療の進展に寄与していく所存です。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本フィランソロピック財団
住所
東京都港区新橋1丁目1番地13号アーバンネット内幸町ビル3階
電話番号
050-3521-0160

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