KLM 106周年のミニチュア
2025-10-08 17:49:01

KLMオランダ航空、106周年記念に新たなミニチュアを公開

KLMオランダ航空、創立106周年の新ミニチュア



2025年の10月7日、KLMオランダ航空は106回目の創立記念日を迎え、それに合わせて新しいミニチュアデルフトブルーハウスをお披露目しました。今回の新作は、ライデン旧市街に位置するピータース教会の教区長住宅「ヴィラ・ラモー」をモデルにしたもので、KLMの長い歴史に新しい一ページを加えています。

KLMと大西洋横断の絆



17世紀、イギリスからオランダのライデンへ移住した清教徒たちは、ピータース教会周辺に住み始め、その中には1620年にメイフラワー号で大西洋を越えた「ピルグリム・ファーザーズ」がいました。この清教徒たちの移住の歴史は、KLMが築いてきた大西洋を越える空の航路と深く結びついています。創立以来、KLMはオランダとアメリカ、そしてヨーロッパの間を結ぶ重要な航空会社として、その役割を果たし続けています。

KLMの社長兼CEOであるマルヤン・リンテル氏は、ヴィラ・ラモーの歴史的な背景がKLMの企業精神と深く共鳴していると述べています。彼は「この小さな家は、KLMがこれからも革新を続け、航空業界の未来を担っていくという大きな志の象徴です」と語りました。

ライデンの歴史的背景



ライデンでのイベントは、清教徒がアメリカに渡った際に培った収穫を祝い、家族を支え合う文化の起源となっています。この習慣は、アメリカでは「サンクスギビング」として現在も行われています。実際、ピータース教会では、毎年感謝祭を祝うための行事が続けられています。

ヴィラ・ラモーは歴史を経て、現在は「ライデン・アメリカン・ピルグリム博物館」となっており、第二次世界大戦中には、不屈の精神を示す地点でもありました。KLMが大切にしている価値観や、忍耐力、新たな絆の力がこの家から感じられます。

ライデン市長のペーター・ハイクープ氏は、KLMのミニチュアハウスコレクションに、自らの街とヴィラ・ラモーの歴史が加わることを誇りに思うと話しました。市の重要な物語がミニチュアハウスを通じて世界に広まることを願っています。

ミニチュアデルフトブルーハウスの魅力



KLMは1950年代から、長距離国際線のワールドビジネスクラス搭乗者にボルス・ダッチ・ジンが入った陶器製のミニチュアハウスを贈っています。これらのミニチュアは、オランダを象徴する建物を模したデザインで、コレクターの間で人気のアイテムです。その伝統は1994年から続き、KLMの創立記念日である10月7日には毎年新しいコレクションが発表されています。

KLMの公式ウェブサイトやSNSでは、詳細情報や新作ミニチュアの発表が行われています。興味がある方は、公式サイトやSNSをチェックしてみてください。


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